内容説明
森羅万象を笑い飛ばす
ユーモア哲学エッセイ集!!
名作「わたしのギョーザをとって食べた人へ」をはじめ、「胃カメラからの生還」「妻への詫び状」
「論よりだんご」「女性を徹底的に賛美する」「わたしの教えた学生ワーストテン」など、
常識の垣根を取り払い、森羅万象をユーモアと諧謔で解きあかした、お笑い哲学エッセイ集。
著者自身によるイラスト多数収録。
解説・木村晋介
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
78
大学でこんな講義を聴いていたらもっと哲学が好きになっていたかもしれません。2016/12/20
パフちゃん@かのん変更
70
哲学者で大学教授。でもちっとも堅苦しくなくて、かわいい!・・と言うと失礼ですね。なんだか、必要以上に謙遜しているように思えますが、笑いを取るためのウソかもしれません。1944年生まれ。でも50代に書かれたのですね。面白いけれど、実際こんな人と喋ったら疲れそうです。この教授のお世話をしている助手の方、親睦会の会費を集めるだけでもどっと疲れそうですね。中華料理店のカウンターで多分隣の人が土屋氏のギョーザを1つ食べてしまったのではないか、と言うエピソードに14ページも費やせる筆力とエネルギーに驚嘆します。2016/02/11
ehirano1
67
教訓;哲学者の家庭教師をやってはならない(笑)。まあこれはいいとして、哲学というのは「矛盾」を解く、もしくは解消することであると同時に飯のタネでもあるのですね。そういう意味で哲学者は案外「矛盾」を大切にしているように感じました。「矛盾は、世の中に残した人間の足跡である。矛盾は人間の証なのである(p254)」は心に響きました。2016/10/11
ehirano1
63
「人間とはどうして群れたがるのあろうか・・・・・孤独を恐れているわりには、他人とうまくやっていこうという熱意がみられないのが不思議である(p15)」には”真実の二面性”を感じます。先生のエッセイには”真実の二面性”を中心に展開している場合が多いように思うのですが、注意して読まないとオフザケのベールに隠されてしまいます・・・・・。2016/11/12
ネギっ子gen
57
【大日本土屋本称揚会の末席に列する有象無象の会・第8副代表代理補佐という重責に煩悶するgenの丞、渾身の推薦本】憂国の士である土屋師が軽佻浮薄な世相を愁い、慟哭の中で書き上げた書。論旨明瞭にして深淵なる真理を説いた、ソクラテスやカントに連なる「新たな哲学書」。高邁な精神と貧格を併せ持つ稀代の紳士が心魂を傾けて上梓した本書を、品性劣悪にして浅学菲才の申し子の如き愚生がレビューするなぞ、豚に真珠、猫に小判、象に小毬、鰐にインプラント。依って、敢て本書を再読せずに本レビューをアップせし苦衷の程を察して頂きたい。2024/01/03
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