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内容説明
好評『そらとぶパン』の作者、深見春夫氏が描くユニークな絵本です。ある日、町に大きな黒い雲がやってきました。雲はみるみるうちに、かいじゅうになりました。「どーれ、今日は男の子をたべることにするか」それを聞いた、町の男の子とその家族は大騒ぎです。「ママー、ぼく女の子に生まれたかったよー」大混乱の中、今度は「男の子でも、野菜の嫌いな男の子がいいな」と、くもかいじゅうが言うと、野菜の嫌いな男の子の家は大騒ぎです。「もしもし警察ですか、何とかしてください! うちの子は、ニンジンが食べられないんです」さらに、くもかいじゅうは「一日にテレビゲームを一時間以上やる、運動不足であぶらがのった男の子がいいな」と探し始めると、町には、野菜が嫌いで毎日一時間以上テレビゲームをする男の子が三人いました。そして、最後にくもかいじゅうが出した条件は……? 怖いけど、ちょっと間抜けなくもかいじゅう。親子で楽しめる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mahitarou
12
『女の子に生まれたかったな~』『でも、ぼくはあぶらっこくないよね?』必死の息子が。。。可愛すぎます(笑)まだおばけとか怪獣を信じる子には効き目抜群のようです!2015/06/08
鈴
12
息子が先に自分で黙読して、寝る前に読み聞かせ。理解しながら読めたのか心配だったが、ちゃんとオチもわかっていたようす。こんな雲がいたら、間違いなく息子は食われてしまうだろう。「オレ、逃げ足速いけん大丈夫!」とのこと。2012/03/25
おはなし会 芽ぶっく
10
この絵本は、子どもたち耳が痛いでしょうね。ちょっとお説教くさいかな?でも当てはまる子続出でしょうから、たまにはいいかも?くもかいじゅうに捕まらないように気をつけてね(^_-)2020/03/20
遠い日
9
深見さんにしては、ちょっと説教くさい印象もあるけれど、しつこい雲怪獣の追跡は笑わせる。おねえさんの機転が最高です。2018/01/30
あろま
4
かいじゅうの顔がステッチみたいで可愛かった。 内容は説教じみた感じかな、2021/05/15