- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
見かけは怖いのに気弱な昆虫、小さいけど強い昆虫など、著者独自の視点で切り取った昆虫の魅力をイラスト図解で紹介。
イラストで楽しみながら昆虫の知識を学べるだけでなく、どこかクスッと笑えたり、共感できる新しいタイプの“昆虫図鑑”です。夏休みの自由研究にも役立ちます。
第1章 こんなに深いよ 身近な虫の世界!
第2章 驚異! 地球のスゴイ虫
第3章 虫と人間の壮大な歩み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
64
図書館本。ぬまがささんらしい情報量の多さと楽しさ。オットにこの本のLINEスタンプを買ってもらったのをきっかけ読みました。「ボルバキア エンドゲーム」ナニコレ!?凄すぎですよ!!「『ただの虫』なんてこの世にいないっす」←名言!2019/10/31
hnzwd
21
可愛いイラストで生き物の生態を紹介する作者の図鑑シリーズ。今回は昆虫。ネタがページ中に散りばめられているのは相変わらず。そもそも野生生物を扱うので、『ウワーーッ』っていう展開(主に食べる/食べられる)が多いのですが、、今回はついに東京都が毒牙に。。登場人物の描き方といい、オス殺し・強制性転換の能力を持つ菌だという"ボルバキア"を書くための本という説に一票。2019/08/07
紫伊
20
昆虫の凄さとネタと作者の愛と感じた。ホタルの魔性の力や素数ゼミの計算力の高さ、ボルバキア細菌の雄殺し、フンコロガシの方向感覚の鋭さ…などなど昆虫の奥深さを感じた。ナビゲーターの女の子たちも可愛い。ゆるっと読んで楽しい一冊。2019/08/14
李孟鑑
7
3Dで世界を見ているカマキリ、巣に高度な空調設備を構築するシロアリなど、昆虫の不思議な話が満載。 いちばん凄かったのは、天体の位置を記憶するタマオシコガネ(フンコロガシ)。 フンを運ぶ前に空を360度見回して太陽や星の位置を記憶し、それを頼りに巣までフンを転がしていくとかすごすぎます。 いわゆる脳をほとんど持たない昆虫が高い記憶力を持つというのは実に不思議。つまり、記憶は脳に宿るものではないんですね、きっと。 昆虫を見ていると、進化とはいったい何なのか、考えさせられます。2021/12/28
たぬ
5
☆3.5 面白いんだけど。面白いんだけど前の3冊ほどのインパクトはなかったなあ。虫が得意じゃないのもあるんだけど(バッタを追いかけ芋虫を素手でつまんでいたのははるか昔のこと)。ユスリカには口がないことやミツバチは選挙で新しい巣を決めることなど初めて知る事実もあってそれは身になった。2020/02/22