数学ガール<br> 数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー

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数学ガール
数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー

  • 著者名:結城浩【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • SBクリエイティブ(2019/07発売)
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  • ISBN:9784797391398

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内容説明

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数学ガールの登場人物が、コンピュータを支えている数学的な原理について楽しみつつ学ぶ数学読み物です。抽象的な解説ではなく、具体的な実例を使って解説していますので、中学生から楽しんでいただける内容になっています。プログラミング教育の必要性が叫ばれる現代において、重要な一冊となるでしょう。

●本書の構成
第1章「指折りビット」では、コンピュータ内部のデータ構造を支える「二進法」について学びます。位取り記数法、十進法と二進法の関係、二進法が作り出す0と1のパターンなどを観察しながら、私たちが日常で使っているものとは異なる数の表記法を発見的に楽しみます。

第2章「変幻ピクセル」では、コンピュータグラフィクスの基本である「ピクセル」について学びます。数が生み出すパターンによって画像を構成する原理を、小さなスキャナとプリンタによって具体的に体験します。また、コンピュータで用いられる「ビット演算」を画像処理と合わせてとらえます。ひとつひとつの手順をコンピュータに実行させるというプログラミングの基礎も学びます。

第3章「コンプリメントの技法」では、コンピュータで用いられる「ビット演算」と「2の補数表現」について学びます。ビット演算と数との関係を考え、計算について自由に発想を広げる経験をします。

第4章「フリップ・トリップ」では、フリップ・トリップという楽しいオリジナルゲームで遊びながら、繰り返しに隠れている数学的な構造を探求します。仲間同士で議論しながら、新しい問題に立ち向かうおもしろさを味わいましょう。

第5章「ブール代数」では、「順序構造」と「ブール代数」について学びます。たくさんのビットパターンをどのように整理するかを調べ、大学で学ぶ離散数学のイメージに触れて本書を終えます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まえぞう

22
今回は私には余り馴染みのない分野のお話しです。全体の手続きは煩雑ですが、やっていること一つ一つは簡単なことで、いかにもコンピューターが得意そうです。世の中の色んな問題をこのような話しにどう落としこむのかが厄介ですが、それができれば、あとはコンピューターにおまかせということですね。2024/02/03

hippos

12
一応職業プログラマだからね。今回はスラスラ楽しめた!五章のブール代数はモヤモヤが晴れとっても良かった。2020/09/01

キリル

11
<0と1>二つの数が生み出すコンピュータよりの数学世界:ビットを冒険した今巻。0と1だけなら難しくなるまいと思った甘い考えを粉々に粉砕するブール代数には参りましたね…スキャナとプリンタの仕組みをビットの世界から見るのは興味深く面白かったです。謎の式を解き終えた後の僕とユーリの反応がちょっとした擦れ違いを感じさせてツボにはまりました。フリップトリップは簡単そうに見えて結構はまりそうです。リサの登場が多く、セリフは簡潔でしたが、やりとりから結構感情が覗えてよかったです。支配者関数:ルーラー関数、実は定規。2019/08/31

えも

10
2進法と簡単なコンピュータの話からブール代数の基礎まで。ほぼ知らない分野なので戸惑いましたが、順序まで数学にしてしまう数学の世界が印象的でした。2021/02/26

hydrangea

7
実は身近な話題であると思うのですが、高校生当時は殆ど触れていなかったと思います。ド・モルガンの法則、などは何となく単語として記憶があるのですが、要復習です。2020/05/05

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