天災は忘れる前にやってくる

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天災は忘れる前にやってくる

  • 著者名:鳥飼否宇
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 光文社(2019/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334912949

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内容説明

眉唾の噂やホラばなしをネット配信している「特ダネ ゴーダニュース」の目玉企画は、社長の郷田とバイトの智己による災害現場への突撃ルポだ。しかし、二人の行くところ、なぜかいつも災害の陰に怪しい事件が待っている! ブラックなギャグとダークな欲望が軽快に展開し、意表を突くトリックと鋭い推理もたっぷり盛り込んだ、サービス満点の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

92
作者は預言者か?19年7月30日発行だけど3ヶ月後なら発行出来なかったのでは、N市のS川氾濫とか台風19号の被害とか、胡散臭いnetニュースで生計を立てている郷田とトモミ災害現場に取材に行くとそれに絡む怪しげな事件に遭遇する、結構ブラックでダークなミステリーだった、しかし最後はそんな事して大丈夫?あなたも殺されちゃうよ。2019/11/13

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

45
初読みの作家さん。7篇からなる連作短編集。地震、火山噴火、竜巻など災害現場への突撃ルポのはずが、なぜか事件にまきこまれてしまうネットジャーナリスト郷田俊男とアシスタント三田村智巳の2人。郷田は眉唾の噂やほら話をネット配信する「特ダネゴーダニュース」の社長だが、独特の鋭い勘で事件をあっという間に解決してしまう。それぞれのことわざのタイトルが内容とマッチしていて巧み。最後は予想外の展開で驚き。さくさく読めて楽しめる1冊。2019/09/15

チャッピー

32
災害の被災地に駆けつけてネットニュースを流す郷田とアルバイトの智己。行く先々で災害と見せかけた殺人が起こっていてそれを解決するのだけれど…。郷田が腹黒すぎて苦笑。2019/08/13

糸巻

27
ネット配信専門のニュースを制作している郷田社長とアシスタントのトモミ。日本各地で起こる災害現場に駆け付けネタ探しをする災害ハンターだが、向かう先々で必ず殺人事件に出くわす7話の連作短編集である。超ブラックな郷田に振り回されつつも、どこか冷めた目で全体を見ているトモミ。地震・噴火・大雪・台風・大雨・竜巻などの災害と諺を絡めブラック風味のユーモアミステリに苦笑いが止まらない。パターン化されながらも最終章で「そうくるか」と締めてくれる。面白かった。2019/08/05

coco夏ko10角

26
ライトミステリー短編集。内容紹介からブラックだとは思ってたけどちょっと予想以上だった。うぅ~ん…。2020/02/10

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