光文社文庫<br> 駿河の海~名奉行 筒井政憲異聞~

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光文社文庫
駿河の海~名奉行 筒井政憲異聞~

  • 著者名:北川哲史
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2019/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334777241

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内容説明

人柄よく、私欲なき名奉行・筒井伊賀守政憲。今日も出来する厄介事に、三人の個性的な仲間たちと全身全霊で対峙する。行方不明となった幕臣の奥方探索、伊能忠敬の地図略奪事件、江戸をにぎわす小普請坊主・河内山宗春の捕物劇……。剣呑な事件と息もつかせぬ剣戟に胸躍り、誉れ高き政憲の人情裁きが心を打つ新シリーズ、堂々たる登場。こんな奉行を待っていた!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

14
まだまだ名奉行はいたんですね。というか、筒井政憲といえば、幕末の対外交渉で名を馳せた人かと思っていましたが、その頃は老齢で、それ以前に江戸南町奉行を20年も務めていたとか。  ストーリーの方は、放蕩の末の旗本に、伊能忠敬の地図の差し替え、河内山宗春の事件と、何れも目付の仕事なんじゃ?、てものばかりなんだけど、宗春捕縛には関わっているし、後にシーボルト事件にも関わっているとかで、それで異聞としたのでしょう。  シリーズ初編とのことで、続きには期待も持てますが、目にとまったら、というところですね。2020/01/16

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