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内容説明
7月に新作『天気の子』が公開される。『君の名は。』『言の葉の庭』『秒速』などの作品の舞台となった土地を訪ねる。さらに人柄や風景がどのように作品に反映されたかを分析。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
18
新海誠作品の解説と、聖地巡礼。印象度B 作品解説本かと思ったら、どちらかというと聖地巡礼に重きを置いた本だった。「秒速5センチメートル」で、両毛線小山駅の立ち食いそば屋で、待ち合わせ中なので食べるのを諦める、というシーンがあったらしいが(現在は両毛線小山駅ホームにそば屋はないらしい)、1度観ただけなので全然覚えてなかった。機会があったら見直したい2022/08/24
多津子
8
新海誠作品に縁のある場所を訪れる。旅行記よりも作品に関する考察の方が多い。「天気の子」公開前までなので、「すずめの戸締り」が公開された現在の段階の話も読みたい。ただ、「ほしのこえ」の解釈が私は違った。2023/05/28
えすてい
4
新海誠の商業作品全作品のテキスト分析を下に、舞台となった地の鉄道と聖地巡礼・アウトサイダーアニメ監督としての新海誠の立ち位置やポストジブリ(ポスト宮崎駿)になり得るかの著者の考察が中心。やはり著者にとって新海誠作品は鉄道と切っても切れない位置づけである。天気の子公開直前の刊行なので天気の子は著者の公式サイト閲覧やキャッチコピーから予想される「希望」「期待」で終わっているが、それが当たってるか外れたかは読者それぞれの主観に任せよう。劇場公開作品だけでなく新海誠が手掛けたCMアニメも分析の対象としている。2019/08/09
べにまる
0
「雲のむこう、約束の場所」津軽、「秒速5センチメートル」岩舟、「星を追う子ども」小海、「クロスロード」尾道、「君の名は」飛騨古川