内容説明
自閉症の子どものためのABA基本プログラムシリーズ第4弾。自閉症の子どもが家庭でしめす「困った行動」をどのように理解し、また家族はそれにどのように対応すればよいのかを、Q&A形式でわかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
57
図書館本。このシリーズはもう、4冊目なんですってよ。1は持ってるのですが、2を立ち読みして思ってたんとちがーう、と思って以来、ご無沙汰でした。4は、とてもとても良かったです。井上雅彦さんは、実行できなさそうなアドバイスはせん。そこが、とてもステキやと思います。この本読んで、親御さんたちがみんな自分で解決していけるようになったらいいのに。日々相談されて私が答えてること、ほとんどここに書いてあったもん。2015/11/19
Natsuko
11
職場で上司に薦められて。井上雅彦氏は応用行動分析を唱える。自閉症の困った行動をどう改善するか、そもそも何が困った行動か、改善の緊急性の高い行動とは。困った行動が学習されてしまうプロセス、ABC分析。改善すべき行動が決定~ストラテジーシートを使った支援計画。実践的で大変勉強になった。一番印象に残ったのは、困った行動にのみ焦点を当ててコミュニケーションをとるのではなく、わずかでもよい行動があったらその行動を増やして結果的に困った行動が減るというプロセス。私もダメダメと小言を言われるのは辛い…納得。2019/08/15
ひろか
3
シリーズ4冊目。具体的でわかりやすい。2015/07/12
あお
2
困った行動を子どもにどう伝えるのか。否定形ではなく、肯定的にかつ、具体的に指示すること。「食事のときは騒がないで」よりも「座って食べます」★★2015/10/24
ビワコ
2
中身に惹かれて…というよりは前回までの三冊を持っているので、買わなければならない気がして、思わず購入。2015/07/06