集英社新書<br> プログラミング思考のレッスン 「私」を有能な演算装置にする

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集英社新書
プログラミング思考のレッスン 「私」を有能な演算装置にする

  • 著者名:野村亮太【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 集英社(2019/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087210804

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内容説明

認知科学の分野で「噺家の熟達化」を探究してきた落語研究家は、心理実験に加えて数理的アプローチによる数値実験という新たな武器を手に入れた。その気鋭の研究者が、コンピュータを自在に動かすプログラミング思考の発想を使いこなして、自らの思考を整理し、わずかな労力で作業効率を格段に高める極意を伝授する。本書が提唱するのは、二度手間、三度手間をあらかじめ防いでしまう順次処理、日常に潜むルーティンから時間を生み出す反復敏感性、そしてわずかな操作で多くの手間を省く条件分岐という三原則が、創造的問題解決にも活用できるという、文理を自在に行き来する著者ならではの思考術だ。情報過剰時代の荒波をたくましく乗りこなすための実践書!

目次

序章 「しくむ私」の発想法
第一章 プログラミング思考の射程
第二章 プログラミングの発想法
第三章 自分を演算装置にして問題を解決する
第四章 「しくむ私」が織り込まれた環境を作る
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

25
まあ、仕事柄、書かれていることはわかる。ちょうど、小学校でのプログラミング必修化の前年ということで、トライアル校でお手伝いをしたこともあり、読んでみた。学習指導要領に書かれている狙いに近いことを述べているが、もう少し深みがあるといいのだが。内容的に、ここまでのページ数はいらないのでは。2019/10/26

yutaro sata

20
森田正馬さんを尊敬する私は、この著者の、自身をも道具として捉え、上手く働かす、という客観的視点を持つという話が、そのまま「目的本位」の発想と重なっていきました。 この本のなかで紹介されている、『アルゴリズム図鑑』(p99)も早速手に入れました。2024/05/25

武井 康則

8
プログラミング思考とあり、「私」を有能な演算装置にするとあるから、どんな方法かと期待したら、コンピュータでプログラムを組んだらとても重宝して、その論理性は見るものがあるから、そんなふうに思考できればいいななんて、夢みたいなことが書いてある。それはどんな手順や方法で何に有効か、せめて、自分の研究に使ったのなら、そのテーマとどんなプログラムを走らせて結果を出したのかを書いてほしい。あまりにひどい。2019/09/19

coldsurgeon

7
直面する現実の課題を、道具を使って、場合によっては自分自身をも道具として使って、効率的に解決していくための思考力を、プログラミング思考と定義している。日常的な行動をフローチャートに落としてみると、定形的な行動はより洗練されたものになるに違いない。面白い考え方だと思った。2020/05/28

のりたま

4
学校で数学を勉強しても、全員が数学者になったり数学を用いる職に就いたりするわけでもない。しかし数学を勉強することによって論理的な思考力などは身につくだろう。同じようにプログラミングを義務教育で学ぶようになるとどういう能力が身につくのかを知りたいと思って読んだ。プログラミングがまったくわからない人にも読めるように書かれているのだが、それが裏目に出たのか、私にはいまひとつ理解できなかった。実際のプログラミングの内容を紹介しながらの方がわかりやすかったかもしれない。2021/04/30

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