おもいでメガネ

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おもいでメガネ

  • ISBN:9784074392858

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内容説明

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「大好きだったおばあちゃん・・・最近わからなくなったんだ」。
認知症の祖母と9才の少年「よしお」のひと夏の思い出を描く


「大好きだったおばあちゃん・・・最近わからなくなったんだ」。
小学3年生・9才の少年「よしお」のひと夏の思い出を描く絵本的エッセイ。

大好きなおばあちゃんが最近、なんだかおかしい。
どうしたんだろう。。。

そんなある日、よしおがおばあちゃんのメガネをかけてみたら・・・
「おばあちゃんの景色が見えてきた。それはおばあちゃんの思い出だったんだ」。

認知症と診断される人の数は2025年に700万人に達すると言われています。

認知症の方が見る景色っていったいどんな景色なのだろう・・・・・・
実際にグループホームで働く著者・ないとうともあき氏が得た、貴重な実体験をもとに、
認知症の家族を持つ皆さんへの理解のきっかけも含めて「メガネ」という形を通して、
その景色を少年よしおと一緒にみつけられる物語です。

ないとうともあき:1972年東京生まれ。
レコード会社に勤めた後、2002年に独立し、有名アーティストと仕事をしながら、2014年介護施設で働き始める。
そこでも介護用の楽器を使ったり、ハワイのウクレレを使うなど音楽レクリエーション担当に。
副業であった介護の仕事も国家資格を取るまでになった。
2017年ごろ、施設にいる認知症のおばあちゃんをモデルに、この絵本の原型となる物語を書き始める。

やまぐちかん:桑沢デザイン研究所を卒業後、コシノジュンコほかアパレルでのデザイナーとして活躍。
資生堂、KDDIなどをはじめ、大手企業との企画立ち上げなども。
マーガレット・ハウエル女史らと「MUJI Labo」のリブランドも携わるクリエーター。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テンちゃん

175
『さいとうともあき様、君は「認知症」になってしまった人たちの言葉を繋ぐ記憶が、聴く者にうまく伝わらないことにとても心を痛めている事が絵本の中の「メガネ」を通して深く伝わってきました』゜゜(´O`)°゜『充実した幸せな人生を過ごした者(о´∀`о)波瀾万丈で不幸を感じながら人生を過ごした者(/。\)十人十色の多くの大切な記憶を胸に刻み逞しく生きてきた!その先に贈られた「認知症」というプレゼントはあまりにも残酷で、彼らの置かれた環境を想う時、うまく現実生活に密着できない記憶と発する言葉に⇒2ページへ2019/08/03

ちゆりさん

15
こうやって認知症のお年寄りの見ているものがわかったら、どんなに楽か。もっと優しくなれるのにな。本人に、どうやって聞いてみたら教えてくれるのかしら?2020/09/12

はるか

14
ドラえもんのようなタイトルに引かれて。本屋の片隅にあったけれども、この本はぜひ絵本コーナーに置いて、子ども達に読んでほしい!!「にんちしょう」をこんな風に見てあげれたら、介護するひとも、周りのひとも、大変さが和らぐのではないか。泣ける絵本です。2019/07/29

kou

9
読んでいて、自然と涙が出てきた。一言で語れる人生なんて無いって事を改めて思い知らされた。是非、認知症に対して理解を深めたい人や、小、中学生くらいの子達に読んでみてもらいたい。2019/09/13

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