内容説明
身体に感じる痛みを大切に味わうと知らなかった自分が見えてくる。それは人間関係とどういうかかわりがあるのか。病や死を前に、何が起きてくるのか。他者とのつながりから、老いと死の問題まで、身体と夢を手がかりに「心身の闇」と向き合うプロセス指向心理学の知恵。自分を深く知るためのセルフ・ワークも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
madofrapunzel
1
★★★★★ 非常に優れた一臨床心理学の書物だと思う。プロセス指向心理学者であるミンデルという臨床医がドリームボディという独自の概念を用いて体系化させたPOPの日本発概説書みたいです。至る所、筆者の学問的横断性の広さが垣間見られ、実践面にも充分に配慮したスグレモノだと思います(^o^)2012/01/29
寅ちゃん
0
マインドフルネスとはまた違う観点だ。夢と結びつけたり、イメージに持っていくのは少し自分のなかで違う、必要としてないと感じた。ただ、痛みや身体には、自分が気づいてない、または気づかないふりをしてるメッセージがある、ということは同意する。2020/05/25