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内容説明
「1on1」とは、「上司と部下の間で、週1回~月1回、30分~1時間程度、用事がなくても定期的に行う1対1の対話」のこと。インテル、マイクロソフト、グーグル、ヤフーなどの外資系IT企業を筆頭に、日本企業にも導入が相次いでいます。
働き方が多様化し、かつ、働く人の価値観が多様化している昨今、従来よりもより深いコミュニケーションが求められるはずなのに、逆にコミュニケーションの機会がグッと減ってきています。そんな企業の悩みに対して、1on1が解決策の一つとして注目を集めています。
一方で、このために定期的に時間を割くのは難しく、ルーティン化してやめてしまうパターン、話すことがなくなってしまうパターン、成果が見えずやめてしまうパターンなど、多くの失敗例があります。本書は、実施方法だけでなく、失敗例や心理的に気をつけることなど(アドラー心理学の要素も随所に投入)、細かいところまで注意が行き届いており、日本で数少ない「1on1」の本の決定版といえるものです。
著者は、「1on1」をテーマに大企業などで数多く、そして一社でも数回にわたり講師を務めています。その中で出てきた質問など、経験も踏まえて記述しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
33
上司と部下の間で定期的に行う1対1の対話「1on1」に関する最新書籍。グーグルやヤフーなどの大手で採用されており、近年日本の企業も取り入れつつある1on1について、基礎~導入について解説し、1on1管理者に必要なスキルセット・マインドもうまく説明されている。他の1on1本と違う点として、「課題の分離」「勇気づけ」などアドラー心理学の要素を随所に取り入れている。1on1とアドラー心理学をうまく融合させることでよりよいフィードバックができそうな気がしたので、実践で取り入れてみようと思った。2019/09/26
豊平川散歩
8
会社でも導入されており、普通になってきている。上司と部下とが会話することは、当たり前といえば当たり前のことなのだが、それがなかなか出来ていないというのは、時代の流れなのだろうか。ただ会話するとなると世間話になってしまいがち。そこをちゃんと定義付けすることで、意味を持たせる。お互いにその内容を理解していれば、建設的な時間となると思う。リモートが普通になりつつあり、ますます大事になると思う。2022/06/21
よっし~
7
今を時めくグロービス経営大学院のカリキュラムで見かけた「1on1」。グーグルやマイクロソフト、Yahooなどのテック企業が導入している最先端のキャリア施策である。その目的は外面的条件(飴と鞭)で従業員を動かすより内面的条件(モチベーションやロイヤリティ)に働きかけることで生産性を高めることにある。「心理安全性」という心理学的インサイトを用いるため通常の面談ではなくカウンセリング的なスキルとマインドがなければ「仏作って魂入れず」になると説く。最新のモチベーション対策が窺える一冊。2020/08/11
miyatatsu
4
個別で話すことの重要性を改めて実感した。2019/06/28
てつ
3
職場でチームのメンバーと1on1のミーティングをやってるんだけど、具体的にどう進めたらいいのか、何を話したらいいのか、みたいのを求めてる。でも、この本は導入の仕方とか、心構え的なやつがメインになってる気がした。 本だと、相手の話をよく聴くように、みたいに書いてることが多いんだけど、なんていうか、相手のことを知るには、自分のことを知ってもらわないといけないんだろな、と。 相手のことも、自分のことも、お互いに理解し合って、どうせやるなら、おもしろおかしくできたらいいな、と。2022/06/19
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