本当は怖い日本のしきたり

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本当は怖い日本のしきたり

  • 著者名:火田博文【著】
  • 価格 ¥531(本体¥483)
  • 彩図社(2019/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801301511

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内容説明

日本人は人と会えば、頭を下げてお辞儀をする。家に上がるときには靴を玄関に向け、敷居を踏むことなく部屋に入る。電話がかかってくれば「もしもし」と応対する……。
普段は考えもしない自然な仕草や、生活習慣には、ひとつひとつ意味がある。日本人が連綿と受け継いできた文化が、そこには込められている。本書では、日本人の持つしきたりに隠された、忌まわしい、あるいは死の臭いに満ちたエピソードを集めた。
そのバックボーンとなっているのは先祖の「死霊」や、土地の「神」を実在するものと捉え、崇める考えだ。我々が大事にしているしきたりや風習には、陰の歴史が刻まれている。
日常のふとした瞬間にあらわれる異世界を、とくとご覧あれ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

36
本当は怖い日本神話を読んだついでに類似品でPC様が紹介する本も一緒に購入。確かに日本に限らず「しきたり」にはそれなりの歴史的理由があります。で、それが昔の呪術的な手続きの形が変わったものということはあります。それを何でも「怖い」ことに結びつけると全て怖くなりますが、怖くないように今のしきたりに変わったわけですから、ちょっとセンセーショナルに書きすぎかな。「怖れ」と「畏れ」は違うことを編者は判っていないのか、わざと混同しているのか。全てのシキタリをアニミズムとしてしまうのも問題。でも好奇心的には面白い。2019/09/26

トリオネア

24
鏡餅はカニバリズム?鏡餅には牛頭天王がばらした巨旦将来の人肉説もあったと思う。今時戒名なんて必要ないと思うけど、かつての僧達が被差別階級の人達に蓄・革・屠などの差別戒名を与えていたのは怖いというより人として酷い。ねぷた祭りの掛け声、来世説とか怖いと思うのだけどこれは載ってなかった。2019/09/03

chatnoir

18
覚書 将棋盤の裏が窪んでいるのは勝負中に腹が立って切った相手の首を載せて晒すため!!!血が溜まるように...本当かなぁ。 皇居の修復の際には人柱のご遺体が出た。 花嫁衣裳や昔の送り出しの儀式はこの家では死んだ者として扱うの意味であるらしい。 おじろく・おばざ...悲しい習慣だったね。昭和中期くらいまではこの形式があったんじゃないかな。2019/05/13

あき

7
ふむふむ。結局昔の衛生面の悪さ、医療の未発達による戒めや対策に起因する言い伝えが多い気がする。2022/11/20

カン

5
オカルト寄りのトンデモ本かと思ったら、ちゃんとした本でした。読んでよかった。2019/09/29

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