SLUM 世界のスラム街探訪

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SLUM 世界のスラム街探訪

  • 著者名:小神野真弘【著】
  • 価格 ¥1,683(本体¥1,530)
  • 彩図社(2019/07発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883929108

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内容説明

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インド、フィリピン、ペルー、グアテマラ、エジプト、ケニア、ウガンダ――そのスラムに潜む、希望、貧困、性、子どもと老人、疫病、安寧、犯罪、幸福…。
スラムは富以外のあらゆるものを内包して、まるで生命体のように際限なく成長していく。
世界中のスラム街を鮮烈に撮り下ろした衝撃の写真集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キキハル

18
呼吸が困難になるほど胸が苦しい。生半可な言葉を並べるのが傲慢に思えてくる。安全で綺麗な部屋でこの本を手にしているだけで、スラムに生きる人たちの怒りと侮蔑の眼に射抜かれるようだ。お前はそんなに偉いのかと突き付けてくる。知らなければいけないが、知りたくない見たくない現実。文字通り臭いものには蓋をせよ、見なかったふりをすればいいと、そそのかす弱い私がいる。この本を読んだからといって、たぶん何もできない。せめて決して忘れないこと。とてもありきたりだけれど・・・。2013/11/18

チェ・ブンブン

16
生と死の隣りあわせで暮らすものに他人に対する温もりがない。ブルジョワに対する憎しみの目を幼い子までもがもっている。私のブルジョワの生活はそういった人を踏み台にしてできているのだから、日頃から感謝の気持ちを忘れんようにしないとな。2013/08/13

Bo-he-mian

14
いま日本の社会が一番遠い(と誰もが思っている)のが、本書が扱っている題材や難民問題。でも実は無関係ではなく、自然災害や国際情勢の混迷などを考えると、日本人が将来難民にならないなんて断言できないし、日本だって敗戦直後はスラムと大差ない状況だったはずだ。現在では、日本で大量消費されたペットボトルが海洋ゴミとなって漂着した先で大変な問題になっていたりする。本書は、いわばそうした「世界のゴミの漂着先」で暮らす、社会の最下層の人々やそのコミュニティを写真で捉えた本である。2019/12/13

midnightbluesky

13
圧倒的なゴミと、貧困。言葉なんていらない。著者は嵐よういちさんの助手みたいなことをされていたらしい。嵐さんが徹底的にツッコミを入れていたことを、こちらは直球で問いかけているような印象。2013/05/27

majiro

12
すごいなー。かつてのことじゃないんだもんなー。考えさせられた。2016/05/31

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