内容説明
萩尾望都が奏でる麗しい童話二十七編。一九七〇~八〇年代の貴重なカラーイラストを八十ページにわたり五十点掲載。七〇年代に執筆した幻の二作品「少女ろまん」「さなぎ」も初収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
81
漫画家萩尾望都の、イラスト詩とファンタジーショートショート。 文も書くんですね。 少年のイメージでしたが、これは少女の世界。 目次のイラスト、緑の少女の、昔、この便せん?持ってたなあ。リボンの付録かなんかで。懐かし2021/05/13
なつ
49
久しぶりの萩尾先生。少女向け雑誌に掲載された、貴重なポエムや童話をまとめた作品集。挿し絵もとてもきれいでずっと眺められます。漫画だけでなく文章も非常に味わい深いものばかりです。繊細で甘美な情緒に時折毒が含まれ、ドキリとさせられる作品もありました。特に「食肉花」、「人形の館」は衝撃的でしばらく心に残りそう。2021/05/02
瑪瑙(サードニックス)
46
望都様の美しくて謎めいて不思議で面白くて怖くて楽しい、様々なコミックと絵とお話とエッセイが詰まっていました。望都様の世界が広がっていました。読んだ事のある作品もありましたが、ほとんどが初読みでした。どうしてこんなにも溜息が出るような綺麗な絵が描けるのでしょう?お話が書けるのでしょう?益々望都様のファンになりました。2016/10/13
さら
29
萩尾望都先生のイラストと童話? 。 望都先生の世界を少し見た気がして嬉しくなりました。2018/07/02
マリリン
26
前半は、美しいイラストと少なめな文字で、後半は短いストーリーで、萩尾望都さんの作品を楽しめた。イラストは「眠りの精」、「食肉花」は物語自体も。「花々に住む子ども」は独身主義者の男性が、突然子持ちやもめになり、子供が成長しでて行った後、庭のあちこちに彼らの影をみて…誰かを愛し結婚することを考えるという。問いかけられる作品。「月夜のバイオリン」は戦争が絡む作品だが心があたたまる。日本や世界の童謡唱歌…個人的には好き。リクエストも多かった、「賞子の作文」は深い所を突いてくる。最後の「少女ロマン」も。2019/04/10
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