働き方改革時代の 行政の業務改革戦略

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働き方改革時代の 行政の業務改革戦略

  • 著者名:小島卓弥
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 学陽書房(2019/07発売)
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  • ISBN:9784313121225

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内容説明

◎労働人口の減少・働き方改革時代に必要な業務改革・改善に、新たな考え方やAIやRPA、IoTなどの新技術で対応!
◎すぐできる小さな改善から業務プロセスの変更・大改革までを網羅した、最新の事例を詳解。
◎なぜ、今業務改善・BPRが必要なのか。
「今更、業務改善?」と思われるかもしれませんが、今こそ業務改善を行わないと労働力人口の減少や働き方改革時代に対応できない組織となってしまいます。その理由も検証しています。
◎同じ業務・同じ課題を抱えていても、業務改革の方法は多種多様です。ただ、間違いなく言えるのはどんな課題でも必ず効率化する方法は存在します。本書はそのためのヒントに溢れています。

目次

序章~行政における業務改善の必要性
1 政府や自治体は本当に業務改善を実施してきたのか?
2 なぜ今、業務改善か?
3 いまこそ行政機関で業務改善を

第1編 BPR実践例
第1章 政府内から見たBPRの意義
1 今日、BPRが必要とされる背景
2 政府におけるBPRへの支持・関心の広がり
3 BPRのイメージ、実例
4 BPRを成功に導くにはどうすればよいか
5 BPRの先に目指すものは何か
第2章 経済産業省におけるBPRの取組み
1 経済産業省におけるBPR実施の背景と目的
2 BPR実施の方向性及び対象
3 BPR実施の流れ
4 各業務におけるBPRの結果
5 把握された共通的な課題

第3章 アウトソーシングによる業務改革
1 足立区における業務改革
2 日本公共サービス研究会の活動
3 戸籍等窓口業務の委託
4 国保業務の委託
5 会計管理業務の委託
6 進化する自治体をめざして

第4章 自治体の会計部門及び内部監査部門における業務改革等
――岩手県における取組事例を基に
1 会計部門及び内部監査部門において業務改革・業務改善が求められる背景
2 岩手県における業務改革等の取組
3 業務改革等に対する組織としての意識共有の重要性

第5章 サービス向上を起点とする業務改革――保育施設総合情報サイト”ナハノホイク”
1 那覇市の待機児童の状況
2 保育施設総合情報サイト~ナハノホイク~
3 サービス向上を起点とする業務改革

第6章 宇部市における行財政改革及び業務改革の取り組み
1 2009年以降の宇部市の行財政改革の取り組み
2 業務改善提案発表会
3 オープンデータを活用したアプリ開発の促進(アプリコンテスト)
4 今後の取り組み~新庁舎建設も踏まえた業務改革

第7章 自治体における業務改善とファシリティマネジメント
1 港区(東京都)の「フリーアドレスの執務環境の整備実証実験」
2 都城市における窓口レイアウト改善
3 生産性の向上とFM視点の業務改善

第8章 地方創生におけるBPR――山形県寒河江市のふるさと納税業務での取組み
1 ふるさと納税制度について
2 山形県寒河江市について
3 寒河江市における「ふるさと納税」
4 業務改革

第9章 学校給食費の公会計化~組織・制度の変更を伴うBPR
1 学校給食費の公会計化とは何か
2 なぜ学校給食費の公会計化が必要なのか~課題と期待される効果
3 どのように公会計化を進めるか

コラム ノウハウ継承も大事な業務改善~ナレッジマネジメントの必要性

第2編 これからのBPR
第10章 行政業務への人工知能技術の導入に向けて
1 AIとは
2 行政業務へのAI導入の現状
3 AI導入のパターン
4 行政業務へのAI導入に向けた考え方:(1)業務分析
5 行政業務へのAI導入に向けた考え方:(2)AI導入対象業務の選定
6 行政業務へのAI導入に向けた考え方:(3)AIソリューションの実現可能性の評価
7 行政業務へのAI導入における障壁と対応案

第11章 「RPA(ソフトウェア型ロボット)」によるオフィス業務自動化と導入のポイント
1 未来の働き方が現実となる「RPA」
2 RPAの定義
3 RPAによる業務自動化の動き
4 RPAを導入する目的や効果
5 RPA(ロボット)と人間の労働者としての性質比較
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

存在の耐えられない軽さ

1
「人が少ないからITによる効率化が必要」という話は良さげに見えるが、ITビジネス創出のために行政改革で人手を減らしたという出来レース感は否めない。(そもそもITによる効率化を図る前に人を増やせばいい)IT企業が行政をビジネス創出の場として利用する。それを正当化する論理がこの本には散りばめられていたように思う。 一方で、紙文化の見直しや自動化できる作業を自動化するRPAと言ったITシステムの価値はあるし、それが業務上の問題を解決することも事実だと思う。技術の有用性がわかる事例が多数挙げられていた。2021/06/13

akanishi

0
総論(こうしていくべきだ)と各論(私はこういうことをした)がかみ合っていない感じがしたが、それが現状の行政の問題なのかもしれない。 改革疲れ、監査疲れなどの表現も難しさを感じさせた。2021/09/16

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