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内容説明
一秒でも早く病気の人や、けがを負った人の治療を始めるために、ドクターヘリは今日も空を飛びます。
ですが、そのためには、お医者さんとヘリの操縦士がいればいいわけではないのです。
医師をサポートするフライトナース(看護師)。ヘリの飛行経路や着陸地点を指示する運行管理官。救急車で真っ先に患者のもとに向かう救急隊員。ヘリの着陸地点の安全を確保する消防隊員。患者を受け入れる病院の人たち。さらには、大災害や多重事故への対応のため、防災ヘリや他県のドクターヘリとの連携も緊密に行われています。
ひとつの命を救うために、懸命に戦い続ける人たちの姿。そして、「命のリレー」が生むの感動のドラマ。
青い鳥文庫の誇るロングセラーノンフィクション『命をつなげ! ドクターヘリ』に待望の続編が登場です!
進化するドクターヘリの世界をご覧ください!
カラー口絵付き。ドクターヘリや救急車、消防車の写真も多数掲載。
<ノンフィクション 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
目次
1 群馬県ドクターヘリ
2 つなげない命
3 群馬県消防防災ヘリコプター「はるな」
4 フライトナース
5 救急隊の活躍
6 当直の夜
7 一酸化炭素中毒
8 群馬県統合医療情報システム
9 命のリレー
10 もっと前へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラサラココ
9
小2、救命救急センターに密着するようなスピーディーな展開なだけに、さっと読んだ。2020/08/16
雪丸 風人
9
忙しくても呼ばれたら「ようこそ!」「待ってました!」。「ノーと言わない医者になろうよ」という心意気、勉強になりますね。ドクターヘリ第二弾は出動の7割が山岳地という群馬県が舞台。消防ヘリとの連携や長野・山梨の僚機への応援要請などもあり、手に汗を握る場面がこれでもかと続きます。最大の見せ場は一人のフライトドクターが事故現場を捌くトリアージのシーン。その医師を中心に救急車が扇形に停車して、大勢の患者を診られるようにするなど随所に工夫が施されていて、もう脱帽しっぱなしでしたよ。(対象年齢は11歳以上かな?)2020/07/18
NakaTaka
7
2巻目は、群馬県の前橋赤十字病院のドクターヘリが舞台。山に囲まれ風も強い群馬県。病院の数も消防隊の数も都市部に比べれば少ない此地において救命の鍵は、関わる全ての人の連携なのだ。ヘリ同士も連携するが、ここにも登場する『はるな』はその後事故で痛ましいことになったのだった。そして日本のドクターヘリは、阪神淡路大震災での教訓から、設置が進んだと書いてあった。ナルホド。2022/12/05
二条ママ
6
長女小3。まなびライブラリーで。独り読み。2020/03/03
nnnともろー
5
第2弾。この本には描かれてはいないが(「あとがき」ではふれられている)、「はるな」の事故は痛ましい。今作も緊迫感の中に人間らしさが溢れていて良かった。2020/11/02