内容説明
子どもがいても、夫婦でも、最後はひとり・・・?
「ひとり老後」を楽しく暮らすための準備と考え方。
・90代、80代でひとり暮らしをしている人の暮らし方
・60代でローンで家を買った人は後悔しているか
・老人ホームの見学には早めに行く
・老後に向けたリフォームでやってよかったこと
・老後の不安はお金だけでは消えない
・80代父親の介護から学んだこと
・シルバー人材センターで活躍する人はどんな人か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
78
私はシングルで家族を持つ予定はないのでこの手の類いの本はいつも気になってしまう。収入と今の暮らしには概ね満足しているが、早めに責任ある仕事からリタイアし自由に暮らしたいので、50代以降の生き方や考え方の情報収集中だ。無理して誰かと過ごすより、お金である程度解決できることが理想。だが、この先の収入と暮らしにはいつも不安が付きまとう。この本にはこれから先のことは状況も自身の考えも変わっていくし、その時その時で柔軟に対応していくことが書かれている。せいぜい5年先にどうしていたいか?を考えるくらいで良いのだろう。2021/08/15
ぶんこ
54
若い頃から老後が心配だったという著者と自分が似ているのと、親の介護をしてきた結果、自分が介護を必要となったらと具体的に不安になる気持ちに共感しました。心配のあまり、若い頃から個人年金等々で備えた人、どうにかなるさと気にしない人。どちらがいい悪いではないというのが分かってきた今、人の場合を知るのは面白い。著者の場合は、仕事としてインタビューから得るものが大きいようです。今回の読書からは「孤独死」の面で考え方が変わりました。一人暮らしになったら介護保険を使うだろうから、長時間発見されない事はないからいいかと。2020/11/06
みっこ
40
『老後2000万問題』が世間を賑わせましたが、私も老後に対してぼんやりとした不安を持つ一人。70代80代になったときどんな生活をしているのか全く想像がつかなくて。でもこの本を読んでそれで当たり前なんだとわかりました。先のことを考えすぎず、今を充分楽しみ時には新しいことに挑戦し、日々を積み重ねていった先に『老後』があるんだよね。『〇〇円必要、ではなく、今の暮らしのサイズとこれからどういう暮らしをしたいかを考え、そこから逆算する』『助けてもらうための友だち作りはしない』→コメントへ2021/07/13
あつひめ
33
老後っていつから?と思いながら子育てが終わり、両親と同居を始め、夫を見送った。近くに娘はいるがそうそう頼ってばかりもいられない。自分で行動できることを改めて考えようと手にした本。まだ60前だから体は動くが若いころのように元気ではない。心構えはしておくにしても、その時にならないとわからないことばかり。岸本さんがいろいろな人にインタビューしたものはとても参考になった。やはり健康があっての老後。終の棲家も、ヘルパーさんに自宅に来てもらうとか、ホームに入るとか懐事情も関係するけど、いろいろな選択肢を考えよう。2024/08/05
かおりん
32
ひとり老後、早くから考えても仕方ないけど、30代前半に友だちが介護の話をしてるのに衝撃受けた。老後を考える年か~と。心構えをしておくのはいいね。実際に親の介護や年金生活を体験したらもっと身近に感じるんだろうなぁ。その時々で友人やコミュニティもかわっていく。90年の人生があるとしたら残り一割が老後と考える。守りに入らなくてもいい。老後の理想の住まいをイメージする。人生後半こそ自分のイメージと真逆の事をはじめる。読んで不安を感じたり重苦しくもなったけど読んで良かった。2020/08/05
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