文春文庫<br> 斜め下からカープ論

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文春文庫
斜め下からカープ論

  • 著者名:オギリマサホ【著】
  • 価格 ¥784(本体¥713)
  • 文藝春秋(2019/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167913212

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内容説明

プロ野球におけるストッキングむき出しスタイルとヒゲの相関性、パンチパーマの向き不向き、帽子のつばは真っ平らか曲げるべきか、歴代ユニフォームの勝率や選手の改名事情などなど。一見どうでも良さそうなことにも深い理由が!? 中学生で広島カープファンに転向した著者が独自の視点で分析した、鯉党もそうでない人も必見のイラスト&エッセイ。解説 西川美和(映画監督)


目次

1 中﨑翔太のむき出しストッキングとヒゲの相関性についての一考察
2 プロ野球界における「パンチパーマ」の流行と衰退
3 広島カープの同姓選手を見るとドンジャラがやりたくなる理由
4 菊池涼介の「帽子のつば真っ平ら問題」を考える
5 なぜ私たちは九里亜蓮をフルネームで呼んでしまうのか
6 丸佳浩の“目の下の黒いアレ”を調べてわかった大変なこと
7 ジョンソンのユニフォームの脇の穴に隠された意図を探る
8 帰ってきた永川さん、勝てなかった時代の守護神のこれから
9 Cマークは弱いの? 広島カープ歴代ユニフォームの勝率を調べてみた
10 菊池涼介の「胴上げ時カンチョー」について考える
11 松山竜平のメガネはなぜ青い
12 エルドレッド、エルドレッド、無限のパワー
13 カープファンはFA制度にどのように向き合うべきか
14 カープ兄弟船
15 プロ野球選手の改名事情
16 背番号から予想する、今年活躍する選手
17 野球選手の私服考、そして會澤のセーター
18 選手プロデュースメニューを食べたことがないので分類だけしてみた話
19 いつか部屋がカープグッズで満たされる日
20 消えた「カープボーイ」の謎
21 『月刊ザ・カープ』をたどる旅
22 東京でカープファンを続けるということ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッちゃま

28
ふと目について購入しました。ファン目線で語るカープ論。いわゆる勝負論や野球の技術論的に内容とは一線を置き、ファンならではの「どうでも良いけど気になる」事に焦点を当て論じて行く。巨人ファンの僕でも「ああ〜確かにそういえば」的な部分も多く楽しく読了しました。勝った負けた、打った打たれただけで評価される世界も、それだけじゃないトコにも楽しみがある訳で、大なり小なりお金を払って楽しむエンターテイメントなんだから、こんな楽しみ方も大いにアリかと思います。プロ野球ファンなら誰でも笑える楽しい本です。2019/07/19

ぷにすけ

26
カープファンおススメ!しかし、イラストが、選手に良く似てること。ゆる~く読み終えましょう。2019/11/30

miu

20
わたしもこんな風にカープについて語りたい!菊池のパンチパーマや帽子のつば真っ平問題。なぜ九里亜蓮をフルネームで呼んでしまうのか。どうでもいいことがどうでもよくない。これがカープファンなんだ!わたしのファーストカープは幼稚園のときのタオル。カープ坊やがついたタオルは奈良の幼稚園では誰も持っておらず誇らしくてお気に入りだった。そこからうっすらとしたファンを続けていたのに、いつの間にか狂ったようなカープファン。オギリマさんと語りたい。カープについて語りたい!2019/08/22

あー

17
面白かった~。開幕が楽しみすぎる。日本一になるぞ~✌️2020/01/31

katoyann

15
広島カープのファンであり、イラストレーターの著者が変わった角度からカープの選手やエピソードを考察したエッセイ。当時在籍していた丸佳浩はアイブラックを付けると顔から顎までの比率が黄金比になるという不思議な現象や會澤翼のセーターのデザインなど、着眼点がイラストレーターらしくて面白い。そして確かに著者が言うように野球選手は筋肉質な体型をしているため、体のフォルムが目立たないようにブランド品を身につけるのではないかという考察も納得である。他にも広島ファンのFAとの向き合い方など、面白く感じる文章だった。2024/02/09

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