内容説明
「今からあんたは、好きでもない女に童貞奪われて、種付けさせられるのよ」 「な……!」 田崎は思わず、自分がかけた催眠の内容を思い返していた。 エッチなこと、エロい行為は、自分へのいじめ――そういう風に認識を変えただけで、妊娠という暗示は与えていないはず。 なのにこれは――つまり……それだけ、自分を徹底的にイジメたいということ! 田崎が彼女たちの底意地の悪さに唖然とする間も、いずみは腰を前後に揺すり続けて、じらし責めをかけてきた。 「これから、あんたのこの汚い童貞×××、あたしのここで呑みこんで、思いっきり射精させてあげる。自分をいたぶってる女と子供作っちゃうのよ。楽しみだわ、あたしのおっきくなってくお腹見たあんたの顔……赤ちゃん産まれたら、それこそ……生きていられるかしら?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
16
漫画版と一緒に購入。表紙も挿絵もえっちだった。 物語は漫画版とほぼ同じ。小説は状況や心情描写があるので違った視点が楽しめる。2019/06/03
えすてい
8
美少女文庫には珍しくオトナ文庫・ぷちぱら文庫路線かもしれないが、そこまで際どく行きつかないのがまだ美少女文庫らしい。催眠と妊娠の恐怖、どうしようもうだつの上がらない主人公とイジるヒロインたち。催眠から覚めて気付かされる妊娠の現実。ハッピーエンドを基盤とする美少女文庫にしてはちょっぴりダークだ。2019/05/20
ささきち
6
今月は本読む時間が足りないからこういうので埋め埋め。漫画のノベライズだがほぼ漫画通りで向こうを読んでいたら無理して読む必要はないかなって思うくらいにはほぼ同じ構成。ただ漫画でさらっと流されていた手帳発見後の色々なプレイ部分がきちっと書かれていたのでその辺が気になっている人にはありっちゃありなんかな?悪いものではないのだが漫画が神すぎてノベライズの良さが発揮できなかったって感じでしょうか。2020/11/15
たんかともま
5
美菜子をメインにする構成のためか、彼女の掘り下げは十分すぎるほどにあったものの、他のヒロインを下げるような形で書いてほしくはなかった。3人いるのだから、それぞれの良さを書きつつも、メインは美菜子くらいのが望ましい。催眠を特殊なパワー系ではなく、ある種のリアリティを持って描いていたことに好感が持てたが、途中からスーパーパワーになるのが残念。漫画の補完的な役割として読むのが適切か。認識を変える、ということでキャラを活かしたままのプレイはよい。催眠術が使えるのに性悪女にこだわる理由が書かれていなかったのも残念。2019/06/17
auslese
4
おおむねコミック版の通り。最後は3人とも妊娠してのハーレムなのだが、ボテ腹描写は強くない。2022/12/14