途中下車はできません

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途中下車はできません

  • 著者名:山本巧次【著】
  • 価格 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 小学館(2019/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093865432

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内容説明

終着駅で大逆転!ハートフル鉄道ミステリ。

北海道の各地を結ぶ鉄道のローカル駅。出会い、別れ、そして謎解きが、人々を数奇に絡み合わせる――。<美馬牛駅>オープンしたての紅茶専門カフェ。オーナーの美和は美人だが、どこかワケありの雰囲気である。民宿「ドゥマン」に集う人々が推理をめぐらすが、そこには誰も知らない黒歴史があった。<北浜駅>大学生の康生は行方不明になった祖母を探し、わずかな手がかりからこの地を訪れた。だが突然見知らぬ男にあらぬ疑いをかけられる。<音威子府駅>札幌の建築会社で横領事件が発生。社長命令を受けた尾崎は音威子府を訪ねる。犯人の酒井は四千万円を元手に蕎麦屋を開こうとしている?<落石駅>罠に嵌まり、振り込め詐欺グループに追われている荒川は、落石岬から投身自殺した、と見せかけ行方をくらますつもりだった。だが次々と邪魔が入って……。<札幌駅>ライラック36号に乗る尾崎と酒井、康生。スーパーおおぞら8号に乗る荒川。地下鉄南北線でやってきた美和。多くの乗客が旅立ち、帰郷し、あるいは通り過ぎてゆく札幌駅のコンコースで、さらなる奇跡が巻き起こる! 現役鉄道マンで北海道フリークの著者が紡ぎ出す、人生大逆転ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

127
6編からなる連作短編集。それぞれに北海道の駅の名前がついていてわかる人はもっと楽しめるだろうなって感じた。美馬牛駅と音威子府駅がお気に入り(•◡•〟)ミステリーまではいかないけど穏やかではない事件が起こりそれらが最後の美馬牛駅で絡み合って解決していく。初読み作家さんだったけど面白かった(*ノ∀︎ノ)北海道に旅行に行きたくなった。2020/01/10

みかん🍊

101
鉄道ミステリーかと思ったら鉄分は少なめ北海道の鉄道の別々の駅で起きる出来事、最初はそれぞれの駅で頑張るペンションやカフェのオーナーや大学生のストーリーかと思ってたら、詐欺や横領の犯罪も絡んで来てどうなるのかと思ったら緩やかに繋がって、スッキリ終わって行く読後感のいい作品だった、途中下車はできません、未来に向かって頑張って行くしかないし悪事は償わなくてはいけない。初読みの作家さんだったけど面白かった、他の作品も読んでみたい。2019/10/30

みゆ

80
初読み作家さん。北海道の5つの駅が舞台。無関係なお話に見えたものが繋がっていき、最期は初めの駅に戻るという6話の連作短編集。う~ん、コメディとハートウォーミングが中途半端な感じでちょっと残念。落石駅でのドタバタは失笑でした(^-^; 何となく若い作家さんかなと思ったら、私と同年代で現在も鉄道勤務とのこと。なるほど鉄道に関する含蓄・思い入れはひしと感じました('∇^d)☆!!2020/01/25

67
北海道のローカル駅での出来事が札幌で一つにつながる。イメージしやすく楽しめた2024/05/04

67
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/06/post-7adb27.html この方の本が好きです。今回は北海道の鉄道に限っての話でした。2023/06/09

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