徳間文庫<br> おもい おもわれ ふり ふられ

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徳間文庫
おもい おもわれ ふり ふられ

  • 著者名:堀川アサコ【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 徳間書店(2019/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198944858

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内容説明

理不尽な客と酷い上司に我慢ならず、5年勤めた会社に辞表を突きつけたミノリ。
どうしようかと思案していたときに入り込んだ神社で見つけた「巫女募集」の貼り紙に飛びついた。
キャバクラ勤めの生活に不安を抱えていた李花は、神社の神主に一目惚れして、「巫女募集」に応募する。
神聖なはずの神社だが、ここはここで、様々な事情を抱えた人たちが……。
日本ファンタジーノベル大賞出身の著者が描く、幸せになりたい女たち。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

95
★★★☆☆21016【おもい おもわれ ふり ふられ (堀川アサコさん)k】理不尽な要求をする客,まったく頼りにならない上司。主人公の彼女、そんな会社を辞めて、んで、神社行って巫女さん募集!の貼り紙見てたら〜〜あれよあれよという間に巫女さんって。あははは。当方、随分前ですが『巫女っちゃけん。 』(具光然さん作)を読んで、巫女さんネタは気になる系だったんです。本作品、幻想シリーズとは違ってお化け👻が出てこないのが逆に不思議に思えたりするんですが、幻想?がない分、リアル感覚!ラストがハッピーなのがよかった〜2021/02/20

yamatoshiuruhashi

48
客の余りに理不尽な要求と、それを簡単に受けて責任を転嫁する上司たちに会社に嫌気がさして発作的にWebデザイナーを辞めてきた巫女。キャバクラ嬢からの転身巫女。神社は神社だけで食べていける様子のお話なので、まあまあの大きさなのではないだろうか。深読みすれば人生の機微も味わえるのかもしれない。それぞれの話の設定も突拍子もなさそうだが有ることだろう。でもそんなことばかり連続するのは、小学生のコナンたちが毎週殺人事件に「遭遇」している不自然さと同じようだ。面白さがわからないのは老いの証か。作品落差の大きい作家だ。2021/10/13

ぽろん

44
ブラックな会社に退職届を叩きつけ、ひょんな事から神社の巫女に再就職。軽快なテンポで神社に起こる事件⁈に首を突っ込んでは、もう一人の元キャバ嬢の新人巫女と解決していく。そんな生活の中で彼女達自身も自分を取り戻していったのだろうな。彬の飾らない人柄も分かって良かったー。面白かったです!2019/08/15

一華

35
勢いで会社を辞めたミノリと元キャバ嬢の李花が、神さまのお導き?で巫女となり、縁結び神社で起こるさまざまなトラブルを巫女らしく泰然自若に…いや、ドタバタと解決していくお話……テンポがよくスイスイ読め、楽しかった…今後のミノリと彬、陸人(もしかして李花と?)気になるのですけど……2019/08/05

Kana

23
主人公のミノリが5年勤めたブラックな会社を辞めるところから始まる。その帰り道に寄った水玉神社で面接を受けて巫女になる話だが面白くて一気に読了。水玉神社やミノリと彬の今後が気になるので続きが読みたい。2019/09/01

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