内容説明
今も年に200本近くのライブをこなすフォークシンガー中川五郎。ディランやブコウスキーの翻訳、音楽評論や小説でも知られる彼の多面的な魅力を、そのまま一冊に封じ込める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
167
図書館の新刊コーナーで見つけて、松井五郎と勘違い(表紙の写真が何となく玉置浩二に似ている気がしたため)して読みました。読んでみたら、全く知らないミュージシャン&作家でしたが、凄まじい音楽人生を送ってきたんですね。 https://goronakagawa.com/index.html https://www.youtube.com/watch?v=4TL235nWy6M2020/09/11
秋 眉雄
16
『ここまではっきりと歌う者はいないだろうといい気になっていたのだが、そんなことまでは誰も聞きたくなかったのだ。アルバムの売り上げは散々で、1970年代も終わりになるとぼくのライブにもほとんど人が来なくなってしまった。』今も精力的で魅力的な音楽活動をしている中川五郎さん、新旧の文章を織り交ぜながらの一冊。歌とは何か、歌うというのはどういうことか。そういうことを考えさせてくれるシンガーのひとりです。2025/06/25