内容説明
イラストによる見てわかるシナリオのコツ・技満載! シナリオが輝くテクニックを、シナリオ・センターの人気講師がずばり指導!
もはや定番『増補「懐かしドラマ」が教えてくれるシナリオの書き方』の著者 浅田直亮著。
なかなかシナリオが面白くならない……才能がない? そんなことはありません、コツがちょっと足りないだけです。
シナリオ・センターの人気講師が、キャラクター、展開力、シーン、セリフ、発想等のシナリオが輝くテクニックをずばり指導! イラストで見てわかるシナリオのコツ満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
56
初心者向けで解りやすい。でも、ちょっと余計な記述が多すぎる気がするなぁ。あのドラマのあの人物・・・というような他の脚本家の事例も余計な話が多すぎる。それにあまり文章もうまくないようだ。2017/12/01
AoiHinata
6
ストーリーを止めて、ドラマ(葛藤)を描くと面白くなる。 ストーリーを進めちゃって、内容が薄くなりがちだったから。目からウロコな感じでしたー。2014/01/19
イシカワ
4
辞書的に使えて文章も非常に読みやすいシナリオ指南書。 大きくはキャラの作り方と、飽きさせないための展開の描き方について書かれている。特にキャラの名前の付け方については参考になった。「白い巨塔」の「財前」という名前が権力欲の強い男をイメージさせるように、キャラの性格と結びついた名前を付けることで読者に覚えてもらいやすくなる。他にも参考になるテクニックが多く、各章は独立しているので好きなページから読むことができる。この本一冊でシナリオを書くというより、行き詰ったとき流し読みして参考にするのがよいでしょう。2020/07/04
ねこ
3
創作をしている人ていない人問わず楽しめる内容。 ドラマの見方が変わるかもしれない。 シナリオを進めることをストーリー。 脇道にそれたりすることをドラマ。 で、面白いのはドラマで葛藤するシーンを見せること。 説明がわかりやすく必要に応じてまた読んでみたい内容だった。2024/02/20
ター
2
趣味で小説やTRPGやゲームシナリオを作るので、kindleセール時に昔に買った本。読み物としても面白かった。現実的よりありえないキャラの方が面白い。話を進めずあえて止めて葛藤を生み出す。知らない秘密を描いて親近感を得る。そのキャラらしいセリフ使いで、かつ短くする。嘘をつかせる。起と結etc ドラマ向けだけど、小説の参考にもなると思う。ドラマや映画の見方が変わってしまうかも。昨今は原作に忠実にするあまり、プロットなぞるだけで時間不足で、葛藤がほぼ無くて印象に残らない作品とか、割と思い当たるんですよね...2024/07/30