すべての鳥を放つ

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すべての鳥を放つ

  • 著者名:四方田犬彦【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 新潮社(2019/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103671107

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内容説明

大学入学早々、セクトの活動家と間違えられたことから、自分の分身のようなその男の存在を意識しながら生きてきた瀬能。死んでも自分の残像は永久に残ると語っていた女と彼は再会するが、しかし彼女はすでに死んでいた。東京を離れ、パリ、アフリカと流浪する瀬能の魂は果たして解放されるのか。著者が初めて挑んだ小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ganesha

2
学生運動と双子の呪縛、東京・パリ・アフリカ、フランス哲学、彼女の残像。新潮に連載された著者初の小説。未紀と久生のふたりが魅力的で、実在の人物も多数登場する臨場感とともに知性豊かな世界を味わった。2020/02/05

junne

1
「イマージュが立ち現れました」で爆笑2019/07/31

MATSU231

1
タイトルも登場人物もスノッブでいやらしい。はいはい、東大偉いね。2019/05/29

つち

1
う~ん。最初の東京とパリまでは良かったのだが。特に最初の東京での学生生活は雰囲気が良く出ていたと思う。84年の東京で、明夫のキャラが崩壊していて「??」となりながら読んでいたが、妄想に憑りつかれていたということか。ずいぶんヤサグレているし、同じ情景が繰り返すし、不安定でなんか変だった。結局何が表現したいのかよくわかないまま最後まで読んでしまった。文中に中上某や松浦某が実名で出てくるが、作者のお友達が友情出演ということか?2019/05/13

hdk

1
ジャケ買いは間違いない。2019/02/21

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