日本経済新聞出版<br> タニタの働き方革命

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日本経済新聞出版
タニタの働き方革命

  • ISBN:9784532322823

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内容説明

「社長はいったい、何を言い出すんだ?!」――
タニタ食堂に続く、驚きのチャレンジ!

「会社員」と「フリーランス」のいいとこ取り。
この画期的な新制度導入をめぐる試行錯誤を描いた
迫真のノンフィクション

自由に働く。やりたいことをやりぬく。
それこそが、本当の「健康経営」だ!

◎タニタの「日本活性化プロジェクト」とは?
希望社員を雇用から契約ベース(フリーランス)に転換、
主体性を発揮できるようにしながら、本人の努力に報酬面でも報いる社内制度。
経営者感覚を持って、自らの仕事内容や働き方をデザインでき、
働く人がやりがいを持って心身ともに健やかに働ける「健康経営」の新手法。

◎時間より、「主体性」を中心に考えよう!
「働き方改革」がいよいよスタートし、「働く時間」について
すべての企業が考えざるを得なくなっている。
しかし、谷田社長は「時間より、主体性を中心に考えるべきだ」と主張している。

働く時間も、働き方も、やるべき仕事も、すべて自分で選んで、コントロールする。
寝食を忘れて働くときもあれば、長期の休暇をとって自分を磨くことも自由にできる。
他流試合も行い、そのスキルをまたタニタにフィードバックもできる。
――そんな本当の意味での「健康経営」を求めて生まれたのが「日本活性化プロジェクト」である。

このプロジェクトは2016年よりスタートし、2017年に1期生8名、18年に2期生11名、19年に3期生が参加。
一度退職して完全なフリーランスになるため、社内では反発の声も大きく、
予想外のトラブルも発生した。

本書はそうしたできごとを、谷田社長、プロジェクトメンバーと彼らをマネジメントする管理職層など、
さまざまな声をもとに追いかける。
日本の働き方に一石を投じる1冊になるはずだ。

◎解説:柳川範之氏(東京大学大学院経済学研究科教授)
本書を読んだみなさんが、この壮大な実験を参考にしつつ、創意工夫を凝らしていくこと。
それこそが、本書の本当の価値なのではないでしょうか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

41
個人事業主として働くという選択肢。思いもよらない視点に、なるほどなぁ~と納得。働き甲斐は、大切な視点。本当の意味での、働き方の多様性につながる。どこかの政治屋が、悪魔の呪文のごとく繰り返すものとは、ぜんぜん違う。2020/02/28

タナカ電子出版

33
タニタの働き方改革は社員を個人事業主フリーランスにしていく❗それがタニタの健康経営です。2019/08/23

templecity

16
タニタ食堂は知っていたが、働き方改革の一環で社員を個人事業主とする。そうすると手取りは増えるし、働くスタイルも自分で考えることができる。業務内容もしっかり定義しないといけない。など色んな効用がありそうだ。 2019/12/22

tetsubun1000mg

12
「日本活性化プロジェクト」とは大きいですが、画期的な取り組み事例だと思う。   2代目社長で、この会社の規模だから活かせるプロジェクトとは感じますが、中規模の会社が社員の能力ややる気を引き出す仕組みになっている気がします。   ただ、今の1万人以上の大規模な会社では、導入時は歓迎されたとしても業績次第でリストラ策に使われることが十分に予想されます。  社長と従業員に近さと、信頼関係があればこその施策のように感じられました。   今後のタニタさんの運営を注目したいと思います。 2019/07/26

氷柱

11
817作目。1月22日から。賛否両論あるだろうけれど個人的にはとても面白いと思った(思っただけ)。「部分的には大いにアリなのだろう」というのが率直な感想。上級職や総務など組織の核になる人たちに革命を起こす必要はなく、上昇志向強いソルジャーたちにはとってはこのような働き方が望ましい。しかし各種保証や社外的な個人の信用という観点から見るとまだまだ社会が追い付いておらず、飛びついた人が損をしてしまう場面も出てくることが大いに予想される。ただ、社会に一石を投じてくれるという意味では応援したい。2022/01/23

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