内容説明
ウイグル、チベット、モンゴル民族の滅亡を企む習近平。「半島の赤化統一」をもくろむ文在寅。
自らの民族の歴史を持たず、史実を捻じ曲げる国に未来はない!
シナ大陸では古代から数多の民族が興亡を繰り返し、半島では停滞の五百年が無為に過ぎた。異民族の抹殺と世界制覇を謀る「極悪国家」中国、「妖魔悪鬼の国」韓国はこうして生まれた!
最近の中国と韓国の歴史改竄は深刻なものになっている。国家の正統性に自信がない韓国は、歴史を塗り替えつづけたあげく北朝鮮によって国を滅ぼそうとしている。清朝時代には漢人が住んでいなかったモンゴルやチベットやウイグルを武力侵略して植民地支配している中国は、弾圧による民族浄化に熱心に励んでいる。しかし、歴史は動くものである。現状がそのまま続くということは決してない。<著者>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
46
中国の歴史は「プロパガンダ」、韓国や北朝鮮の歴史は「ファンタジー」と呼ばれる実態が書かれています。特に「遊牧しない騎馬民族はいない」とか「現代中国語の単語の7割は和製漢語であり、文法にも日本語が大きな影響を与えている」などの点は興味深く感じました。ウイグル問題にも言及していますが、内モンゴルやチベットで行った民族浄化が今ウイグルで行われていることやイスラム教国ですら重要な貿易相手国の中国に抗議することができない現状を知ることから始める必要があると痛感しました。2020/01/25
原玉幸子
16
香港や新疆ウイグルでの中国共産党の「民族浄化」の動きは許し難いですが、彼等が史実を捻じ曲げて自己主張するのは以前からで、私が一つ一つを習得検証して、学術的に反論することも出来ませんので、本書の類いの読み方は迷います。覇権主義も日本に謝罪を求め続ける姿勢も嫌悪感が先に来ますが、お互いに持論を主張し合っても折り合うことは決してないのが今今の事実。時間を掛けてでも結着点を見出して欲しいと思いますが、結局自身が武器を持って戦うのか、日本の政治家に期待して選挙に行くだけなのか。大きな無力感。(●2021年・春)2021/03/05
軍縮地球市民shinshin
14
清王朝は漢民族の国家ではなく、満洲民族がシナを植民地としたことだと明快に指摘されている。李氏朝鮮の建国者・李成桂は女真人の出、つまり満洲系であることも指摘されている。ここらあたりは論争があるようだが、朝鮮系でないことは明らかだろう。そして第3部は特にウイグル民族への現中共政府の民族抹殺政策ともいうべきものにふれている。ウイグル人の女性を沿岸部に集団就職と称して漢民族の男と強制的に結婚させる政策をとっているらしいが、これこそ真の「強制連行」ではないか。そして近年国連も指摘しているウイグルの強制収容所。2019/07/22
hdo obata
9
中国の言語の基幹をなすのは和製漢語である。古代からいきなり近代の世界に引きずり出されたこの国の言語には近代の事物を表す固有語がなかった。よって日本人が造り出した和製漢語を使わざるを得なかった。現在彼らの語彙の7割は明治の日本人が造り出した和製漢語であるという。漢字文化圏こそ中国だと中国人は言うが、中国が「日本文化圏」に入ると著者は言う。これこそ目から鱗であった。著者は、東アジアで日本が果たした役割を過大でもなく、過小でもなく等身大で評価している。後もう少し言いたい事があるのだが、紙数が尽きてしまった。2019/08/24
ミナ
8
痛快、明快、爽快!といきたいところが、最後のウイグルの方々の話に及び沈痛な気持ちになった。人権人権言うのは100歩譲って良いとして、表面上の綺麗事で一体誰が救えるというの?こんなに権利を侵害され、救いを求めている人たちがいるというのに!ウイグルの人たちについて日本人が立ち上がらないのは、変な東京裁判史観で育てられたからではないか。かつて、同化政策をしてきたではないかと。やはり自国の歴史をしっかり教えなければ、救うこともできないのだ。明治くらいなら、制止できただろうに……。2019/07/18
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