ヴェールドマン仮説

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ヴェールドマン仮説

  • 著者名:西尾維新【著】
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  • 特価 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2019/07発売)
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  • ISBN:9784065164945

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内容説明

おじいちゃんが推理作家で、おばあちゃんが法医学者、父さんが検事で母さんが弁護士、お兄ちゃんが刑事でお姉ちゃんがニュースキャスター、弟が探偵役者で妹はVR探偵。名探偵一家のサポートに徹するぼくだけれど、ある日強烈な「首吊り死体」を発見し、連続殺人事件を追うことに。被疑者は怪人・ヴェールドマン。布(ヴェール)に異様な執着を示す犯罪スタイルからそう呼ばれている――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

228
西尾 維新は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の記念すべき100冊目ということで読みました。タイトルも登場人物たちも魅力的な割に抑え気味なのは、シリーズ化を狙っているからでしょうか? http://ni.siois.in/works/2019/09/08

ガチャ

113
すごい家族に囲まれいる僕は、職業家事手伝いと 言っていいのか、家族全員の健康管理を任されている吹奏野真雲。 そんな僕が首を突っ込むことになった事件が ヴェールドマン事件。 言い訳がましい所はたくさんあったけど、 素人ながらよく頑張った。 この功績が犯人逮捕にどう貢献したかは、 疑問が残るけど、少なくとも 刑事の兄貴よりは、十分に役にたったはず。 こうして事件は、あっさりと解決したのでした。 人間、一発ガツっと殴られたくらいでは、 ドラマのようには気絶しないものなのですね。2019/08/21

ゼロ

104
西尾維新の100作目が本作。語り部の吹奏野真雲は、探偵一家の次男。何者でもないぼくが、吊るされたセーラー服の女の子と出会い、事件解決に向けて動き出すミステリ作品。今回の個性の出し方は職業であり、社会を描こうとする気概は感じましたが、キャラクターを描き切る前に終わった感じ。ぼくを含めて9人もいれば描けないか。ミステリとしては、誘導されてるのは分かりましたが、驚きは少ない。幕間で犯人の独白を聞いているからかもしれない。仮説シリーズとして続いていくのであれば、面白くなっていくかも。単品として評価するなら無難です2019/10/27

りんご

85
作中はかなりコミカルでエンターテイメント性が高い一方、犯人の動機や殺害方法、境遇については薄暗くおぞましさを感じていろいろな意味で楽しめる。割と先の展開が読めなかった。推理物だけど戯言シリーズというより、掟上今日子シリーズっぽい。探偵一家と言いつつ、今回は真雲が大活躍する話。家族をたてつつ自分を卑下しない真雲も確かに好感度の高い良いキャラではあるのだけど、探偵家族は誰も彼も個性的で魅力的なのでもっと家族の活躍も見たかった。特にさらっと怖いことを言う兄が好き。最後のオチまで目を離すことが出来ない小説。2019/07/31

Ame

62
強烈な個性と肩書きがひしめき合う集団の中においては、無職でフラットな性格の人間が逆に際立つという手法自体は特別珍しくもないけれど、語り手である主人公以外が全員名探偵というのはちょっと面白いなと思った。自分の家族がシャーロック・ホームズや明智小五郎や金田一耕助だらけってことでしょう?どんな家だよ。探偵ものの起承転結をきちんと踏まえつつ、多くの登場人物を器用に動かしているのは流石だなと思いました。事件そのものも、にわか読者の私にとっては入りやすくて良かったです。シリーズ化に期待。2020/01/13

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