内容説明
4歳でデビュー、ラフマニノフやバックハウスなどの指導を受け、神童・天才の名をほしいままにした米国生まれ、94歳のピアニストが語る、苦難を乗り越え続けた奇跡の生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケニオミ
8
図書館で見つけて、そのままひま〰なバイト先で読了。演奏家として神童ともてはやされるようになるには、こわ〰い親がいなくてはならないんでしょうかね。自分ができなかったことを子供に託して、自分の思い通りにならないと体罰を加える。最低の親だと思います。子供時代には、子供らしい遊びに興じなくては、想像力が育たなくなるのではと思ってしまいます。スレンチェンスカさんは、そこを読書で補ったようですね。一度彼女の演奏を聞いてみたいです。それほど有名な演奏家ではないので、よく通う図書館にも彼女のCDは置いていないようでした。2019/07/14
コチ吉
6
神童としてスタートし、程なくして挫折し、以後は教師をしながら地道に演奏活動を続ける。永くピアノを弾き続け、音を大切に届けることで自分も豊かになっていく。飾らない語り口に好感が持てる。2019/06/16
那智@灯れ松明の火
5
あっという間に読めます。4才でソロコンサート、5才でカーティス音楽院に入学ってすごい。2020/01/04
tsubamihoko
2
図書館の新刊本コーナーにあったので、気になって借りてみた本。ただ、ピアニストだけをやっていたわけではなく、教師としての経験も大きいのかもしれない。チャレンジするのに年齢は関係ない。ルース・スレンチェンスカさんのピアノを聞いてみたい。2019/08/08
葛
1
著者:ルース・スレンチェスカ 発行日:2019年5月8日初版第1刷 編・構成:大野陽子 編集協力:三船文彰 発行所:株式会社平凡社 印刷・製本:シナノ書籍印刷株式会社 写真:三船文彰・三船隆三郎・南イリノイ大学 装幀:重実生哉 定価:本体1200円(税別)2022/12/06