内容説明
ディズニー、ピクサー、ソニー・ピクチャーズ…全世界で2万人が学んだ人気講座、待望の翻訳!
“映画界のベスト・スクリプトドクター”が明かす全く新しいストーリー創作術!
海外では広く認知されている、“脚本のお医者さん=スクリプトドクター”。その中で最も尊敬を集めるジョン・トゥルービーによる、待望の創作講座!
本書では脚本にかぎらず、小説にも応用できるストーリーの組み立て方を指南。
脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されている。
また、物語構造について、網羅的・徹底的に解剖。観客の感情を最初から最後まで揺さぶりつづけるような、ドラマ性の強いストーリーづくりを目指す人にとって必読の脚本術となっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
xyzw
6
実用的な創作指南としての有用性もさることながら、『トッツィー』のような娯楽映画からジョイスの『ユリシーズ』に至るまで、あらゆる媒体、あらゆるタイプの優れたストーリーに共通する構造を見出し、検討を加えてゆくという点において、一種の作品論として読むことも出来る本だった。この手の書籍の中では飛び抜けて分厚いが、ストーリーテリングの技法の奥深さを知った今となっては、この厚みにも納得だ。むしろ全てを語るには、これでも全然足りないくらいなのだから。通読してみて、優れた書き手は同時に優れた読み手なのだと実感した。良著。2017/09/23
備忘録
2
「ハリウッド脚本術」をさらに緻密にしたような内容で、非常に実践的。今すぐ試したくなるテクニックが、これでもかと記されています。間違いなく良書なのですが、わかりやすいかと言われるとちょっと微妙。同じことを何度も繰り返している箇所が多々あり、やや回りくどい印象を受けます。著者の知識は一流なのですが、説明の技術は二流というか。あと誤字も多いですね(これは訳者の責任でしょうが)。情報量に反してあまりにも目次がさっぱりしているので、自分で付箋をペタペタ貼って育てていくタイプの本です。2020/11/23
地図
2
この手の本で読んだ中では、一番情報が多く具体的で良かった。ただ、何度も繰り返し載せている話や概念の説明が多く、通しで読むには少々くどく、読み返して検索するにも煩雑で、なにより分厚い。なので授業のテキストのようにスケジュールを決めてセクションごとに頭をまっさらにしなおして読むといいのかもしれない。2019/09/25
999
2
面白かったけど、これを果たしてどう活かしていくのか、いけるのかというところ。 面白い話ができるようになればいいけど…2018/07/19
笠井康平
1
果てしない流れのなかで、「あなたが書きたいのは何?」と私に問うこと。2019/08/28
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