勝手に大相撲審議会

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勝手に大相撲審議会

  • ISBN:9784120047077

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内容説明

デーモン閣下「吾輩の場合は、一見、力技のように見える、正統派の押し相撲を取る力士がもっと評価されていいと思う。突き押しにもテクニックがあるのだから。」
やくみつる「横綱には横綱の勝負の格というものがあるよね、横綱らしい相撲が見たいなあ、場所を通じて。」
――自他ともに認める好角家・やくみつるとデーモン閣下の両氏が、神事から興行への歴史、相撲との出会い、思い出の取組、技巧派と力相撲の変遷、四股名のあれこれ、引退後の白鵬問題などを語り尽くした激論沸騰の熱血対談!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

71
昔の力士のマニアックな話はわからなかったが、楽しく読むことができた。学校で相撲に触れる機会があったほうがいいとか、本場所での「コール」禁止などは賛成です。2017/06/25

ばんだねいっぺい

33
よい四股名とはなにか。わからなくなった。国技である相撲を悪魔のメイクをした者が語るのはおおらかでいいことだと思う。2016/05/14

おかむら

22
やくさんと閣下の対談集。相撲好きになった幼少期からの生い立ちが語られているのが楽しい。デーモン閣下が世仮(世を忍ぶ仮の姿)の小6の時、雑誌「相撲」を初めてなけなしのお小遣いで買って(430円)、毎月買えないから1冊をボロボロになるまで読み込んだエピソードが好きだわー。あと最近、人間の姿で国技館に行って一緒に行った外国人に色々説明してたら近くのおっさんに「君はよく知っているねえ」って褒められたエピソードも好きー。2023/09/06

Tomomi Yazaki

19
デーモン閣下とやくみつる。相撲への思いは違うと思っていたが、意外や意外、話しのウマが合い相撲談義に花が咲く。それもそのはず、高校・大学と同窓の先輩後輩なのだとか。二人が言うには寄り身の上手い力士は貴乃花、そして奇しくも輪島だそうだ。貴乃花が角界を去り、同時に輪島がこの世を去ったのは運命のいたずらか。それから四股名談義がムッチャ面白い。特にキラキラ四股名に一石を投じる対談は特筆もの。最後に二人の重鎮が緊急対談と銘打った章では、雷電の再来と迄褒め上げた逸ノ城。その期待も虚しく関脇どまり。重鎮も筆の誤り、か。2019/02/26

しーふぉ

18
試合なのか興行なのか?2人の間でも何を改革して何を遺すべきなのか異論があるよう。やっぱり日本人で強い人が出てきて、白鵬とかと名勝負を繰り広げないと盛り上がらないですね。2016/02/13

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