小学館クリエイティブ<br> 時速5キロの歩き旅 リヤカー引いてアフリカ縦断

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小学館クリエイティブ
時速5キロの歩き旅 リヤカー引いてアフリカ縦断

  • 著者名:吉田正仁【著】
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 小学館(2019/07発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778035440

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内容説明

リヤカー引いてアフリカ縦断徒歩の旅。

吉田正仁氏は、2009年1月に中国の上海からユーラシア大陸を横断すべく歩き始めました。
すべての荷物をリヤカーに載せて。1年9か月後にはユーラシア大陸最西端のポルトガル・ロカ岬に到着。
その後、2011年10月まで北米大陸横断、2012年6月までにオーストラリア大陸を縦断し、
東南アジアを経て上海に戻ったのが2013年8月。総歩行距離は4万キロを超えました。
このことで地元鳥取県から「鳥取県栄光のチャレンジャー賞」を授与されます。
2014年10月にはアフリカ大陸縦断を目指してエジプトに旅立ちました。もちろんリヤカーを引いて。翌年7月には南アフリカの喜望峰に到着。
その後も南米大陸縦断~北米大陸縦断と旅を続け、2018年4月に帰国しました。
本書は、吉田氏が今回の旅で最も印象的だったと言うアフリカ大陸のエピソードをまとめるものです。
ほぼ1年の旅で出会った人たちや、遭遇したアクシデント、言葉を失うほどの絶景などを存分に語ります。
時速5キロの徒歩旅だからこそのエピソードが満載です。
吉田氏は「小さな1歩であっても、それを継続し、積み重ねることで遙か遠くの目的地に達する」と言います。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

33
娘が現在一番憧れている場所・アレクサンドリア。リアカーを引きながら希望峰まで歩く著者のかざらないことばが続く。歩いているときの足元を眺め、大地が動いているのを見る…単調な繰り返しかもしれないけれど、ヒトは歩いて移動してきたのだ…。様々な国で出会う人たちのお国柄や、旅人のエピソードは大地の描写よりもやっぱり素敵。あ~、旅に出たい!と身をよじりたくなる一冊です。…帰国後おかあさまは大丈夫だったのかしら。2021/04/27

トムトム

31
徒歩の速度だからこその出会いを求めて。過去に旅人から聞いた「アフリカイズビューティフル」という言葉が忘れられず…。だからって本当にやっちゃうなんてすごい!約1年かけて灼熱の砂漠や治安の悪い場所を徒歩で通過。ちょっと感動してしまいました。私もお散歩は好きですが、安全なご近所で充分楽しめます。ひたすら歩き続ける旅、ちょっとやってみたい気もする。2021/03/18

ケニオミ

19
好きな本です。アフリカを歩いたことのあるカナダ人の言葉「Africa is beautiful」に魅せられ、その真意を探るように、エジプトのアレクサンドリアから南アフリカの喜望峰までリアカーを引いて縦断した日本人冒険家のお話です。「なぜ歩いて旅をしているの?」という現地の人たちの質問に対する回答に感動しました。「あなたと会うためだよ。歩いているから、今こうしてあなたと会えたんだよ」効率主義に徹すれば、目的地に早く到着するかもしれないけれど、その過程で出会えたかもしれない出来事を経験することはないんですね。2019/05/30

kousei

9
リヤカー引いてアフリカを歩いて縦断したした人の記録、316日か。文化や宗教、貧富の差も興味深いが、水を得て食べて病気を避けてただ生きることが大変な環境でも生まれてきた場所で人生を歩む人たちとの出会い、ただただ凄い。2021/01/04

tetsubun1000mg

9
10年ぐらい前にリアカーを引いて北米を縦断したノンフィクションを読んだ記憶が有りました。 今度はアフリカかい!  まだこんなことをやっているのかと読んでいくと、中断があってアフリカを徒歩縦断した人の影響でまたリアカー旅にのめり込んでいったらしい。 大変な旅であったでしょうが、これを読むとアフリカの市民の日常が伝わってきます。 車や飛行機旅行で見るアフリカと大きく違う魅力があるようですね。 ただ自分ではリアカー引き旅も徒歩旅も絶対行きませんが。2019/07/21

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