内容説明
日々変化する「労働法の世界」の実像に迫り,労働法の基本構造の転換と発展のダイナミズムを,確かな座標軸をもって描き出す。時を重ね,世紀を超えて進化・発展をつづける,ロングセラーのテキスト。働き方改革関連法に対応して構成も改めた最新版。
目次
1 労働法の世界へ
1 労働法の見取図
2 労働法のアクター
3 労働条件の決定システム
2 「企業」との遭遇
4 募集・採用
5 労働契約の期間
6 労働契約の基本原理
7 平等原則
8 就業規則
9 パート・有期労働,労働者派遣
3 「団体」との遭遇
10 労働組合
11 団体交渉
12 労働協約
4 「労働条件」の諸相
13 賃 金
14 労働時間
15 休憩・休日・時間外労働
16 休暇・休業・休職
17 女性(妊産婦等)・年少者
18 安全衛生と労災補償
19 配転・出向・人事考課
5 「紛争」との遭遇
20 労働契約の変更
21 紛争としての解雇
22 企業秩序と懲戒
23 争議行為
24 不当労働行為
25 労使紛争の解決手段
6 「企業」との訣別
26 労働契約の終了
27 再就職と引退