内容説明
安い! 嬉しい! 楽しい! 大好き!
雑誌、WEBのお酒、酒場についての文章ではもはや欠かすことのできない、今、最も信頼のおける書き手である酒場ライター・パリッコが、
これまでの酒場歩きの総決算となるエッセイ集をついに刊行!
右肩下がり時代のまったく新しいリアルな飲み歩き。どこでも楽しく飲むには。
「酒場」という奥深い世界に癒しとエンターテイメントの両方を求めて通う同志の方々へ。
「興味はあるけど、まだ渋い酒場に入っていく勇気がない」という方々へ。すべての呑兵衛たちへ。今夜のお酒のおともに、あるいは休肝日のおともに。
【著者プロフィール】
1978年東京生まれ。
酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーター、他。
酒好きが高じ、2000年代後半よりお酒と酒場関連の記事の執筆を始める。
雑誌でのコラムや漫画連載、WEBサイトへの寄稿も多数。
著書に、スズキナオとの共著『酒の穴』(シカク出版)、11人の著名人との対談集『晩酌百景』(シンコーミュージック)など。
雑誌『酒場人』(オークラ出版)監修。趣味は酒と徘徊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コムギ先輩
13
私が住んでいるエリアからは、なかなか行きにくい酒場が多いのだが、今度の鎌倉での仕事帰りにヒグラシ文庫寄ってみよう!2018/08/04
ソルト佐藤
9
コロナ禍でぜんぜん、居酒屋に行けない。その哀しみを癒やすために手に取ってみたが、逆に渇きが増えた(笑 どの店にも行ってみたい! はやくおちつかないかな。2021/10/16
kuukazoo
9
「若手飲酒シーン」って何それ(笑)という謎のワードにつられて読んでみた。主に東京都内の知る人ぞ知る大衆酒場で美味しく安く飲みコミュニケートする楽しみを綴ったエッセイ。「見える人にしか見えないお店」を見つけられる域に到達するほど飲み歩けるのはある意味羨ましい気もするが、良い子なので真似しません。外飲みができない今、これを読みながら家で飲む。もつ度高め。2020/05/11
さすらいのアリクイ
8
酒場ライターのパリッコさんが東京や日本各地の居酒屋、酒場を巡って飲んで食べた記録の本。パリッコさんの引き出しの多さ、行くお店をとことん心地よく楽しんでしまおうという心意気に浸ることができる、読んでいてかなり愉快な気分になることができる本です。ただ酒場に行くだけではなく東大の食堂で飲める場所があるとか、開いているのか締まっているのか気になっていたお店の主人と酒場で仲良くなり主人のお店で夢みたいな内容の宴会をする、など読みごたえがある探索系の読みものもあり、著者はサービスし過ぎだよなと。心地よい本です。2018/07/23
niz001
6
今日のチェアリングのお供に本家の著書を。美味そうやなぁ、ほとんど関東の店なのがちょっと悔しい。大阪天満の但馬屋は自分が行ったときは、20年近く前なんでまだそんなお姉さん居てなかった。2020/06/14