14歳からの政治入門

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14歳からの政治入門

  • 著者名:池上彰【著】
  • 価格 ¥1,120(本体¥1,019)
  • マガジンハウス(2019/06発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784838730612

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

なぜ、選挙に行かないと損をするの?
消費税25%でも不満がない国があるって本当?
国民が国の借金を支えているって、どういうこと?

国会議員の選挙が日々話題になる昨今、
ジャーナリストの池上彰さんが、
「なぜ、世の中に“政治”が必要なのか」
「そもそも“政治”とは何なのか」を解き明かします。

本書のもとになったのは、東京・三鷹市の中学校で
2日間にわたって行われた特別授業。
「大統領と首相って何が違うの?」
「共産主義ってなんですか?」
「少数派の意見を聞かないのは不公平じゃないですか?」
池上先生を待ち構えていた生徒たちから、
鋭い質問が次々飛び出し、授業は白熱。
どんな質問にも、わかりやすく答えてくれる
池上先生の「政治入門」講義は、
14歳の視野をどんどん広げ、
世の中の仕組みをリアルに伝えてくれるものでした。

●選挙に行かないと、損をする。
●消費税25%でも不満のない国がある。
●国の借金を国民が支えている。

街の道路工事の話から、
イギリス、アメリカ、北朝鮮の話まで、
今を生きる日本人に必要な基礎知識が
ぎゅっとつまった特別授業のあと、多くの生徒たちが
「18歳になったら必ず選挙に行きます」と決意。
今まで関係ないと思っていた「政治」が急に身近な問題になり、
自分たちの未来につながる暮らしの一部だということが
実感できたようです。

本書では、この特別授業を補完し、再編集。
愉快な4コマとともに「政治」の世界へご案内します。
この本を読む前と読み終わった後では、
世の中の見え方が違ってくるはずです。

(イラストレーション=白根ゆたんぽ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡部敬史/おかべたかし

108
わかりやすい。政治とは、民主主義とはなど、教科書の項目を簡潔に述べていて、14歳の子たちに読んでもらいたいと思うけど、そういう人にちゃんと届くのか不安な気もする。まずは大人こそがこういった項目を理解して、子供に食卓などで話してあげるほうが、道が早いんじゃないかな。「子供に話して聞かせてあげるための政治入門」そういう切り口もありか。2020/10/24

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

57
中2に向けて行った授業での質問をまとめたもの。政治とは何かなど、池上さんの分かりやすい解説で書かれている。14歳向けだが、大人の私も知らないことも多かった。質問されたら、さらっと答える自信はない、今は。そして今まで通り、有権者として選挙だけは棄権しない事は守りたい。2020/11/26

たらお

23
イラストも多く、小一時間で読める。具体的に書いてあり、大人が読んでも改めて気付くことがある。本書のよいところは、日本はこうだけど、世界にはこんな国もありますよ、と紹介しているところ。例えばデンマーク。幼稚園から大学まで教育費は無料。大学生には一人あたり月7万円のお小遣いが出る。投票率は80%を切ったことがなく、大学生も投票に行く。消費税率は25%もあるけど、国民からは文句は出ない。医療費は無料。ただし薬は日本みたいにたくさん出ない。なんて聞くと今まで気にならなかったデンマークがすごい気になる存在になる。2020/11/29

Twakiz

22
中学生の息子のために借りてきたけど当の本人は興味を示さず(笑).ごく基本的な考え方の解説だが何事も基本が大事です.大統領と国王(首相)のどちらが強いのかは国によって異なる.政治家は全く魅力のある職業ではなくなっている.日本の政治家の先生方は「セクシーに」と言ってみたり「すべてうまくいっている」「想定外」「記憶にない」「誤解を与えたのならば遺憾」とか子供じみた発言ばかりで・・それなのに国が即座に崩壊しないシステムで日々内紛もなく過ごせていることを日本人は誇るべき?か.2019/10/27

ちょこちょこ

21
読みやすいしわかりやすい。息子が自分で買ったが、読まないので読ませてもらった。選挙の仕組みなど教科書でやる内容を現実社会に照らし合わせてわかりやすくしているのが非常によい。そこが政治を身近に感じさせている所以なのだろう。政治は学ぶものではない、みんなで参加していくものなのだ。諸外国との比較も興味深い。4.22019/11/11

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