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内容説明
ベストセラー『ざんねんな偉人伝』の続編。もはや、「偉人」と言っていいのかわからない歴史人物たちの、強烈な「ざんねん」列伝。源頼朝、足利尊氏、伊藤博文、伊達政宗、アルキメデス、コロンブス、カエサル、ガンジーらが、満を持して登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
116
『ざんねんな偉人伝』が面白かったのでこの本も読みました。この本は教科書に載っている人物が紹介されています。子どもに偉人伝を紹介してあげたいのですが、これ!!って思う本がないので代わりにこの本を読んでみました。偉人と言われている人も、歴史に名を残した人も、長所も短所もあります。短所もあったけど、それよりも長所を上手く伸ばして歴史に名を残す人もいますし、もう本当にざんねんな人もいます。それでも自分は完璧でなくても大丈夫なんだと思わせてくれるので逆に失敗から力をもらったりもします。2019/08/30
ゆみきーにゃ
72
《図書館》読みやすくて面白かった。紀元前の方も載っていたけど、何年に生まれ何年に亡くなる、豆知識まで書いてあり歴史ってすごいな〜としみじみ思った。2019/02/12
future4227
58
令和初読み本。『ざんねんな偉人伝』の続編。今作では、偉業を成し遂げたのに残念な死に方をしてしまったとか、後世に誤解されて伝わってしまったとかという人も盛り込まれている。高橋是清、大隈重信は人間の器が違うなぁ。ヘンリ8世とその娘メアリー1世、エリザベス1世あたりの歴史はドロドロ感満載でもっと詳しく読みたい。ブラッディ・マリーの語源だったとは。そして、水戸黄門、ルソー、ガンジーにはがっかり。教育学で『エミール』読むのはもうやめましょ。2019/05/03
えっくん
31
★★★★☆伝記に登場する偉人を集めた前作「ざんねんな偉人伝」に対し、本作は教科書に登場する総理大臣、大名、王様、哲学者など64名の偉人が対象で、前作以上にざんねん度がパワーアップし大変勉強になりました。「腹を切れ」を「原を斬れ」と誤解した暗殺者に殺された原敬、悪代官に鉄槌を下し弱き味方のはずが農民たちを苦しめるとんでもない悪人だった水戸黄門様、天下の悪法を作ったと揶揄されたバカ殿は実は社会福祉制度を充足させた徳川綱吉、数学の問題に夢中になりすぎて邪魔をした兵士に殺されたアルキメデスなどなど…。(⇒続く)2018/09/04
紫陽花と雨
27
おっちょこちょいで間違いで斬殺したり、岩倉使節団で天皇の委任状を貰わないから国の代表扱いしてもらえず、憲法発布時に草案を官邸に忘れた伊藤博文。字が下手な大隈重信。自分が離婚したくて宗教改革までしたのに再婚相手が男児を産まないからって罪でっち上げて処刑したヘンリ8世。トンビに亀を頭に落とされて死んだアイスキュロス。女官に悪戯仕掛けようとして自分で置いた石で滑って頭打って死んだ四条天皇。実はマザコンのマッカーサー。お尻出して女子を待ち構えた変態のルソー。タバコ欲しさに使用人のお金に手を出したガンジー。えー!?2022/01/30