バンブーコミックス<br> ひとりかごめ

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バンブーコミックス
ひとりかごめ

  • 著者名:雨がっぱ少女群【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 竹書房(2019/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801966529

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内容説明

ホラー漫画界の新星・雨がっぱ少女群が描く、至極の短編集。

見えない何かを相手に今日もひとり、かごめの輪に座る――。

一周目:消費者の呻き
二周目:工場勤務
三周目:ザリガニ
四周目:無数の孤独
五周目:百円の眺望
六周目:ペット
七周目:ひとりかごめ
八周目:地図
九周目:夢うつつ
十周目:轍は闇に呑み込まれ
十一周目:現象
十二週目:遺された調理法
掲載時のカラーページ全収録!!!
★単行本カバー下画像収録★

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

8
紙版を購入。コミックLO出身な「雨がっぱ少女群」先生、エロ漫画から撤退したのは把握していたけど、本作は予想よりもがっちり『新・耳袋』系ホラー。表題作の「ひとりかごめ」がコミックLO/高に載りそうで載らなさそうな、奇妙なキモかわ短編。自分が異形の化け物だと気付いていない美少女のお話。2019/07/16

ささやか@ケチャップマン

3
思った以上にスプラッターかつグロテスクで不穏だった。2022/02/09

HK

3
12篇のホラー短編を納めた作品集。圧倒的な美少女描写と裏腹なグロ/スプラッター描写のミスマッチがもたらす居心地の悪さが何よりもホラー的。一方、ストーリー面はテンプレな都市怪談の域を出ず、絵を引き立てる添え物といった感じのものが多い。しかし表題作は比較的長尺でSF的なアイデアと画力を活かしたビジュアルのインパクトが噛み合った佳作で、ちょっと吉富昭仁を思わせるテイスト。「現象」も短い中に理由も理屈もなく描かれる理不尽な現象のイマジネーションに息を飲まされる。2020/03/21

ぴよ(toyoneko)

2
ホラー短編集。怖いというより気持ち悪い話が多い2020/03/24

flatscan

2
ホラーなショートショートが12本。スプラッタ多め(流血なしは2本のみ) 怖い話と言うよりは奇妙な話。明らかに怪異が発生しているのに、それを当たり前のように受け入れてる周囲の連中のほうが、むしろ怖いっていう。世にも奇妙な物語っぽいニュアンス。伊藤潤二が好きな人ならいける。絵柄がちょっと不安定なのが残念。掲載誌に合わせた描き分けは分かるが、それ以外にもやや雑な印象が。幕間のイラストはいい雰囲気。好き。もっと大きなサイズで見たい。「ペット」「現象」のスピード感。「ザリガニ」「遺された~」のオチも好い。そっ閉じw2020/02/01

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