ハーレクイン 億万長者の忘れじの恋

著者名：スーザン・メイアー【著者名】/北園えりか【翻訳者名】

ハーレクイン（2019/06発売）

• ISBN：9784596225702

内容説明

愛娘が彼に笑いかけるたびに切なくなる。決して恋してはならない人だから。

1年前に他界した夫が莫大な借金を残したと知り、生後3カ月の娘を抱えたハーパーは途方に暮れていた。家を明け渡すまで、路上生活者になるまで、あと1週間。どうにもできず、恥を忍んでハーパーは亡き夫の親友を訪ねた。セス・マッカラン――ニューヨークきっての億万長者は、どきっとするほどハンサムな、夫の昔のルームメイトだ。当時、隣人だったハーパーは、彼のこともよく知っていた。驚いたことにセスは、しばらくうちで暮らせばいいと言う。華麗なる独身貴族が、一文なしの母親と乳飲み子と同居する？きっとすぐに追い出されるけれど、ほかに方法もなくて……。

■『小さき絆がみちびく恋』の関連作です。自由気ままに生きるプレイボーイ・ヒーローですが、実は学生時代の彼にとって、親友の恋人だったヒロインは、手の届かぬ存在でした。奇妙な同居に始まり、やがては恋人のふりまですることになって……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

ロマンス度が低くて、盛り上がりがあったのか？ヒーローが一番喜んだのが、外国から年に一度訪れるガールフレンドが来たときに飛んで行ったのが一番印象に残ったかも…学生時代にヒロインのことを好きだったけれど、自分が父親から受けてきた精神的虐待のせいで、結婚に向かないとワザとプレイボーイになって、節操のない性生活を送ってきたのもしっくりこなかった。ヒロインも夫は良い人だったとか、会いたいとか、今現実に貧困にあえいでる原因は夫の無駄遣いだったのに、乳飲み子を抱えながら言ってる場合じゃないでしょう？って感じでシラケた。

2020/05/28