―<br> じんるいのみなさまへ ‐わたしたちの場所‐

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じんるいのみなさまへ ‐わたしたちの場所‐

  • 著者名:伊西殻【著者】/春夏冬ゆう【イラスト】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • KADOKAWA(2019/07発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047356672

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内容説明

邑楽幽々子が長く朧げな夢から目覚めると、そこは荒廃した秋葉原だった。
不思議なことに仲の良い友人たち以外は誰もいない。
皆でアキバ旅行に来ていたはずが、無人の街で生きていくため幽々子たちは自給自足の生活を送ることに。
試行錯誤しながら力を合わせ、少しずつ快適な生活を築いてゆく日々。
施設のトラブルなども乗り越えるなかで、彼女たちはとある真実にたどり着くのだが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

50
邑楽幽々子が目覚めたら、荒れた秋葉原でなんか4人の女性がいた。サバイバルしながら楽しく過ごしていたが、6人目の少女が現れたことから、事態は進んでいき・・・。ゲームやってないから前半はキャラも状況も把握出来ずに読むのが進まないものの6人目が出て来たらかなり話が進んできたし、この子いないと無理だろレベルで色々明らかになっていく。とはいえのほほんほのぼのサバイバルなのには変わりなく、主人公達は前向きに生きていく。・・・あれ、主人公達以外は大丈夫、だよね(単なる深読み)?2024/07/14

サケ太

25
とうとい……。帯の深見真推薦!!に惹かれて購入。旅行先の“秋葉原”で目を覚ました少女たち。彼女たち以外に人はいない。思い浮かぶ秋葉原とはまるで違う廃墟のような街。そこで少女たちは生きるために動き始める。少女たちのやり取りがとても良い……。邑楽幽々子の視点から語られる秋葉原情景と不安、互いに協力して育まれる友情。六人の個性的な少女たちが“ともだち”からともだちに成る過程。作中終盤まで蔓延する不安感が物語を先に読みたくさせる。とても良かった。2019/07/02

ぶなぶな

13
六人の女の子が目覚めると荒廃した秋葉原が広がっていた。旅行に来たはずだったが、生きていくため仲良く自給自足の生活をすることになり…という物語。面白かった。現状に違和感を抱かない様子に少し緊迫しつつも、より良い暮らしのために工夫を凝らして協力する彼女らの賑やかなやり取りが楽しい。曖昧な記憶とその真実を受けてもなお変わらないともだちの絆が強くて眩しいと思った。みんな友達想いでいい子だが京椛の真っ直ぐさと永里那のマイペースながら思いやりの深いところが特に好き。幽々子と永里那の親密な感じも素晴らしかった。2021/05/02

タイコンデロガ級

6
幽々子の語りが良いですね。わたしは地の文が一人称視点の小説がすきなので。 永里那サマとの関係もゲームより深くかかれていて嬉しいです。この二人、凄いすき。 …ゲーム版のゲーム性自体の悪評はもうその通りですとしか言えないんですが、「じんるいのみなさまへ」はSF系百合ものとしてとても面白い話しの作品です。わたしはゲーム含めてこの作品に出会えてよかったと思っていますです。2019/07/14

ひとみ

5
秋葉原のホテルで目覚めた少女たち。友達同士で観光に訪れたはずだが、快適で清潔な暮らしが保証されているホテルの外には人はおらず廃墟だらけになっている。いつ尽きるかもしれない食料や資源を確保するために力を合わせ、知恵を出し合い少女たちは和気藹々とサバイバル生活を始めるが、自分たち以外に人がいない理由や街が廃墟になっていること、家族に関する記憶などを思い出そうとすると眠気に襲われるなど不可解な問題に向かわざるを得なくなる…と書くとなにやら恐ろしいが、ほのぼのと優しいポストアポカリプス小説だった。嫌いではない。2019/08/16

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