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内容説明
日本人が幸せになれないいちばん大きな原因は「愛していない」ことにあります。多くの人たちが「愛すること」よりも「愛されること」を優先してしまっている。恋愛でも、社会に対しても、常に周囲からの評価が気になってしまう。しかし、「愛されたい」「評価されたい」ということへの執着は、あなたをとても不自由にします。――感動のロングセラー『生きる意味』出版から14年。生きる意味の核心である「愛」についての熱い提言!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
162
愛することから始めよう。大きな愛を持とう。この世界から愛がなくなったら。…使えばなくなるものは沢山あるが、愛はいくら使ってもなくならない、増えていくもの。貴方から生まれるもの。…継続は難しい。理想や不満、自分の癖、共有感覚、そこに気づくことで自らを知り、愛を知る。…固く閉ざされた道を歩いていたはずが、柔らかな香りがしてきて、突然芽吹く。一歩を踏み出し、空を覆っていた雲の間から光が射し込んでくる。奇跡の瞬間。…その人の人生に関わり、自分も変わっていく。関りながらお互いの世界を作っていく。それが愛なのだから。2021/09/16
かず
20
まゆまゆさんご紹介。フロム著『愛するということ』の20年ぶり再読を期していたところに本著を知り、価格でこちらを選択。10年程東洋思想に親しんできた中で、当初は自己陶冶が目的だったのが、ある時から「あらゆる存在を愛するにはどうあればよいのか」という課題に転換を遂げた。私が基盤にしている浄土教に描かれる阿弥陀仏は、「全ての衆生を救う」と祈念・実践し、仏へと昇華した、と経典に描かれている。本著を読んで、結局は「覚悟一つ」なのだ、と思い至った。愛を受けるものから提供するものへの転換は、人生の至上命題なのだ。2020/03/19
まゆまゆ
16
多くの人たちが「愛すること」よりも「愛されること」を優先してしまっていることで、幸せになれないことを語る内容。愛は使うと失くなるお金とは違う。自分にとって愛とはなんだろう、と何度も立ち返ってみることで、自分の好きなものやことを何度も意識するくらいでちょうどいい。そして自分自身を愛することで他の人を愛することにもつながっていく。実際に体験しないと気付かないことが多そうだけど(笑)2020/03/03
wiki
15
際限ない欲望や、求めて得られない苦しみに襲われた時に、この著者のあり方を学ぶ事は少欲知足の境涯でいられる一つの処方箋になると思う。かなりハードな幼少時代を過ごしてきたからこそ、一体何なんだと悩んできた様子が筆致に出ているように思う。他人に配慮する力というのは、人とのコミュニケーションに悩んだ人ほど、コミュニケーションが苦手だと感じている人ほど、身につけているように思う。本書の著者のごとく。2019/08/28
frosty
6
時が経ったら、また何度でも読みたいな。そう思わせてくれるような本だった。その時はきっと、今読んで心に響くこととは別の箇所が心に響くかもしれない。フロムの『愛するということ』と同じくらい、もしくはそれ以上に、「愛する」ということを深く考えさせられる本だった(❁´ `❁) ♡2019/12/14
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