9割の医者が知らない 正しいアトピーの治し方

著者名：藤澤重樹

永岡書店（2019/06発売）

• ISBN：9784522432242

内容説明

日本の全人口の約5％（推定710万人）を占めるアトピー患者。
アトピーの不快な症状をアッという間に消す「ステロイド」という強いクスリを処方するのが標準的な治療とされている。
しかし、このクスリの副作用が原因で、もともとのアトピーよりも症状が悪化し、会社や学校へ通えなくなってしまう重症の「薬害患者」が急増している。
本書は、ステロイドが「危険なクスリ」であるにもかかわらず、多くの皮膚科医が当たり前のように使っている本当の理由や、ステロイドも保湿剤も使わず、普通に生活できるまで回復する最新治療法を紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[チコちゃん]

大変参考になった。昔はアトピーは子供の疾患で、成人になってまでアトピーが続く人が増えたのは最近のことだそう。清潔にしすぎたり手入れしすぎたりすると良くない。ステロイドが良くないのは知ってたけど、さらによくわかった。

2021/08/09

[akarinov]

この方法で息子のアトピーが治りました。

2018/05/28

[Tetsuya Sugiura]

アトピー治療で何が正しいか分からなくなり本を読みました。前半の根拠となる部分は、統計的にどうなのかなと思うところもありましたが、自身の体を信じて治していく姿勢や、勇気付けられるお話を読めて、とても良かったです。ただし、やめるならステロイドは思い切ってすぐ止めるべきと、言い切っているのは、やや無責任な気もしました。本を読んだ方が、医者にかかりながらこの本を読むとは限らないのに、、と思うと不安になりました。他の本もよく読んで、具体的にどうしたら安全かをよく考え、よく体の声を聞いて進めようと思います。

2016/09/24

[幽霊もやし]

脱ステを考えている人にまず勧めたい一冊。大まかな概観が知れる。この本を読み筆者の皮膚科で脱ステを二年間し、今ではアトピーは寛解、ステロイドは全く塗らなくなった。脱ステは偏見や非難が多いが、決して迷信ではない。具体策などを知りたい人は、佐藤健二医師の「患者に学んだ成人型アトピー治療-脱ステロイド・脱保湿療法」、症例などを知りたい人は、深谷元継医師の「ステロイド依存―ステロイドをやめたいアトピー性皮膚炎患者のために」も大変参考になる。

2022/09/06

[ルンビ]

3回借りてやっと読んだ。読み始めたら３日で読み切れた。やはり清潔過ぎは今の世の中の問題だ。ステロイドを使うのはもってのほかだが、自分も風呂上がりなど保湿剤を使ってします。風呂も１日2回ぐらい入る場合もよくある。今の世の中では、まだまだ浸透していないが、あと10年後ぐらいにはこうゆう考えが一般人の基本となり、医療がより壊滅的な状況になると思う。今から早く正しい知識を身に付けなくてわ。

2016/04/24