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内容説明
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春風亭一之輔&山口晃が案内する落語の世界。
空前の落語ブームが続く現在。その流れを牽引している、人気実力ともに若手真打ちナンバーワンの春風亭一之輔師匠。
本書は、好評を博している『おもしろ落語入門』の続編。
今回も、装幀と挿し絵は、現代アートの第一人者で現代の北斎の異名を取る、山口晃画伯が担当。落語の物語世界を独特の視点で描きます。
子ども騙しではない、子どものための落語本として、はたまた、落語好きの大人が読んでも納得する、長く読み継がれるクオリティの高い良書を目指します。
一之輔師匠セレクトの古典落語7本を収録
つる/桃太郎/かぼちゃ屋/粗忽の釘/化け物使い/代脈/芝浜
子どもたちが江戸時代の人々の生活や考え方を知る機会にもなる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bura
73
私は山口晃のファンである。時空が混在した都市鳥瞰図や合戦図を描く画家といえばご存知だと思う。このお方は「すずしろ日記」という数年に一度刊行するマンガをライフワークのように描いており、これがたいそう素敵で面白い。そんな山口晃が今一番チケットを取りにくい春風亭一之輔とタッグを組んで本を出していると知っては読まない訳にはいかない。「桃太郎」「粗忽の釘」「芝浜」等々、一之輔ならではの語り口に山口晃の挿絵が実に良く映える。スッと描かれた線の美しいこと。更に「粗忽の釘」がマンガという嬉しさ。あれ?これ続編なのね…。2025/03/14
なお
43
『春風亭一之輔のおもしろ落語入門』の第ニ弾『おかわり』。〈つる〉〈芝浜〉等の演目の中で〈桃太郎〉が面白かった。〈桃太郎〉を文化論で語るとはさすが金坊。「いつまでも頼りにされたら困るんだよ。あ、おとっつぁん、寝ちゃった!親なんてものは罪がないねえ」と言う金坊の落ちのセリフ、大好きです。今回は挿絵の山口晃さんも〈粗忽の釘〉を漫画に仕立てて大活躍。粗忽者の八五郎さんの邪気のないきれいな目がたまりません。TV等で放送される古典落語を色々聴いてみたくなりました。寄席は昔一度行ったきり。寄席にも足を運んでみたいなぁ。2024/02/04
ゆか
20
図書館の新刊棚にあったので。上の子が小学1年生の時、寿限無を覚えたり、落語絵本を読んだりしたことを懐かしく思い出しました。「つる」「桃太郎」「かぼちゃ屋」「粗忽の釘」「化物使い」「大脈」「芝浜」七席から成り立っています。実際に春風亭一之輔の落語で聞いたことがあるのは「かぼちゃ屋」のみ。落語ディーパーも始まったことだし、落語にもアンテナをはりたいと思いました。2019/09/11
びぃごろ
17
第二弾は2019年刊行。今回の一之輔さんの似顔絵は違和感なし、どれも本人に見えますぞ。年を取って今の私の印象に近いからかもしれん。でも2016年刊行だとたった3年前だしなぁ(笑) 今回のネタは「つる」繰り返して真似をする【おうむ返し】のジャンル 「桃太郎」初天神と同じく金坊とお父っつぁんのやりとり、現代的な古典落語 「かぼちゃ屋」二十の与太郎が天秤棒で南瓜を売りに行く 「粗忽の釘(漫画)」漫画で読むのも乙 「化物使い」吉田のご隠居も相当だけど、杢助さんの凄さが目を引く 「代脈」弟子は銀杏「芝浜」の七席。2025/08/23
果てなき冒険たまこ
5
なぜか急に山口晃さんの絵が見たくなって図書館で借りてきた。有名な落語を聞くんじゃなくて読むっていう発想は興味深い。。けどやっぱり聞いたほうが楽しいな(それはそう)。でも文章で落語を読んでいるとほとんどが知ってる噺なこともあって脳内でちゃんと再生してくれるのにちょっとびっくり。落語観に行きたいなー、今度上野の鈴本にでも行こうかな。それとも浅草の演芸ホール?池袋に行ってマレーチャンに行くのもありか(なかなか行かないタイプ)2025/05/20




