W ~ダブル~ - 人とは違う、それでもいい -

個数:1
紙書籍版価格
¥1,425
  • 電子書籍
  • Reader

W ~ダブル~ - 人とは違う、それでもいい -

  • 著者名:酒井高徳【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ワニブックス(2019/06発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847097867

ファイル: /

内容説明

「身体能力を褒められるのが嫌だったんです。技術が足りなかったから、そんなに褒めるなら、この身体能力と技術力を交換してくれと思ってました」
ドイツ人の母を持つ酒井高徳は、身体能力に優れ、中学生になると日本代表候補に選ばれるほどの注目を集めていた。
けれど、彼は自身の最大の武器よりも、ウィークポイントから目をそらすことができない少年だった……。

アルビレックス新潟でのプロデビュー、2010年ワールドカップ南アフリカ大会にはバックアップメンバーとして帯同。時期をおかずに代表入りを果たすと、ドイツ、ブンデスリーガへ移籍を果たし、古豪ハンブルガーSVのキャプテンを務めていた。

ブンデスリーガでは、日本人特有のカバーリング能力、なにごとにも真摯に向き合い、手を抜かない姿勢、そのリーダーシップが高く評価されている。

ドイツ人の血によって身につけた身体能力は日本での武器となった。
日本人の血によって育まれた精神力がドイツでの武器になる。

日本人、ドイツ人、クラブと日本代表、栄光と葛藤、さまざまなWを得て、強くなった男。

日本人初のブンデスリーガ・キャプテンになった酒井高徳が、衝撃の苦悩と原点を綴る。


【著者プロフィール】
酒井 高徳(さかい ごうとく)
1991年3月14日生まれ。
日本人の父とドイツ人の母の間にアメリカで誕生するも、新潟県三条市で育つ。
2009年 アルビレックス新潟ユースからトップチームに加入。
2012年1月 ドイツ・ブンデスリーガのシュトゥットガルトに移籍。
2015年7月 ハンブルガーSVへと移籍。
2010年1月 日本代表に初めて選ばれる。
2012年 ロンドンオリンピックに出場する。
2014年、2018年と2大会連続でワールドカップメンバー入り。
ワールドカップ初出場を飾ったロシア大会後、代表を退くことを表明。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

20
【半分というレッテル。その道のりに2倍の価値】「ハーフだからドイツで活躍できた」「天性のフィジカルでSBとボランチをこなした」という評価は、浅い先入観の産物でしかない。決してドイツ語は堪能でなく、欧州リーグのでは細身な部類の選手だ。それでも、酒井高徳はその努力と献身によって、日本人として初のブンデスリーガ主将となった。W杯や五輪での実積は、地味かもしれない。しかし、今この選手のプレーをJリーグ(神戸)で観られるのは、間違いなく幸せなことだ。2019/10/21

ツーピース♪

2
私は、ヴィッセル神戸の酒井高徳しか知らないのですが、30歳を過ぎた今の酒井高徳さんと、この「W」に出てくる酒井高徳さんが、何も変わっていないことに驚愕。サッカーを始めてから今まで、全く変わることなく「常に前向きに努力。自分にも厳しく、周りにも厳しく」決して諦めることのない姿勢に、いつも感動させられます。 これからも頑張ってほしいです。2022/09/01

Shuji

2
大好きで応援している高徳選手の本が出ていると、知って読んだ。トントン拍子で昇格した様にも思えるけど、努力を欠かしていない人なんだと思った。やっぱりプロになる人はすごい負けず嫌いなんだなと。2014年から酒井宏樹選手との成長の差で悩んでいたのは、アマの僕でもわかった。そんな部分まで本を通して残した、高徳選手はかっこいいと思う。神戸行って伸び伸びとプレーしている高徳選手が見れて嬉しいし、勇気をもらっている。いつか直接応援しに行きたい。2020/05/09

湘南☆浪漫【Rain Maker】

1
福岡遠征のお供。 小さい頃、何気ない一言を気にしないで発しちゃってるっていうのは分かる…。 今振り返ると自分の一言も、もしかしたら違ったように伝わっていたのかな…と。 全然悪気はなかったんだけど、もしかしたら…って。 もちろん、酒井高徳に向けてではなくて、身近な同級生に。 言われた方はずっと残るもんね…。 サッカー選手の本なんだけど、そういうところに目が行ってしまった。 いつかは新潟に戻るんだろうね。2022/04/23

broken_knee_2010

0
92020/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13638538
  • ご注意事項

最近チェックした商品