内容説明
立ち上がれ、立ち上がれ! 苦しみによごれない勝利など聞いたことがない。悲しみに涙もない勝利など聞いたことがない――。ミュージシャンBOROの半生記。
母との思い出の核心に行き着くたびに、悔恨の涙が流れ出てきて止まらなくなったり、落ち込んだりした。
「お母ちゃん、自叙伝でつらいわ!」
でも、書きあげるしかない。
自叙伝――半生記。
いやこれは、私の反省記である。(「プロローグ」より)
感想・レビュー
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siopy
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BOROって学会員だったのね。人生の節目にはお題目や御書が出てきて、池田先生、冬柴幹事長も登場。。。。幼少時の喘息、母の早世、駆け落ちと大失恋、音楽学校での落ちこぼれ、友人がヤクザに捕まって南港で溺死体、と波瀾万丈てんこもり。そして「大阪で生まれた女」大ヒットするも、その後も二度目の離婚、学会叩きなどに翻弄される。その後役者デビューや難病基金設立など明るい話もありつつ、ネガティブなことを赤裸々にたっくさん書いてあるというのは、ある意味えらいかも。2014/09/22
きょお
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崇拝するシンガー・ソング・ライター。 好きなら読むべし。 けどポリドール時代のBOROしか知らない人には…。2011/09/15