細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた

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細野晴臣 録音術 ぼくらはこうして音をつくってきた

  • 著者名:鈴木惣一朗【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • DU BOOKS(2019/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784907583699

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内容説明

これがポップス録音史だ。

70年代のソロデビューから最新作まで。
40年におよぶ細野晴臣の全キャリアを、その音楽活動を長きにわたり見つめてきた
鈴木惣一朗が歴代のエンジニアと細野晴臣本人とともに辿る。

制作に寄り添ってきたエンジニアだからこそ語れる、
細野晴臣の「音づくり」とは?

現存する『はらいそ』『フィルハーモニー』『S・F・X』『オムニ・サイト・シーイング』『メディスン・コンピレーション』のトラックシートも収録!

歌謡曲からフォーク、ロック創世記の音づくり、
コンソールの変遷、アナログからデジタルへ。
テクノ、ニューウェイヴ、アンビエント、トランス…。
激動のレコーデング発展史と、あらゆるジャンルの音楽を咀嚼してきた細野晴臣。
「自分と同業者のために音楽をつくっている」と公言してきた、その録音作品の歩みを、
「未来の音楽」のために、エンジニアと細野晴臣本人にインタヴュー。

メジャーな音楽シーンが、ライヴ、配信主導になりつつあり、
70年代からすれば夢のようなセルフレコーディングが実現可能になった昨今、
細野晴臣という日本を(YMOでは世界を)代表する音楽家の残してきた録音芸術(アルバム)が、
どのような時代背景、発想のもとに生まれたのか?


〈おもな内容〉
吉野 金次・・・・『ホソノ・ハウス』
田中 信一・・・・『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』
吉沢 典夫・・・・『はらいそ』
寺田 康彦・・・・『SFX』『メディスン・コンピレーション』
飯尾 芳史・・・・『フィルハーモニー』『オムニ・サイト・シーイング』
原口 宏・・・・ 『フライング・ソーサー 1947』『ホソノヴァ』『ヘヴンリー・ミュージック』
原 真人・・・・ 『ヘヴンリー・ミュージック』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

72
富田ラボのドナルドフェイゲンのやつとかかなりツボにはまる本だしてくるな、この出版社と思いつつ読む。YMOのときはなんか一番地味な印象があるんだけど、なんだかんだで中心だったのかと思いつつ読む。高橋ユキヒロのmetafiveもかなり良かったし、YMOのすごさまで再認識する。しかし、こういう愛にあふれる本作れるのうらやましいな。ちなみに、あまり関係ないが、音楽好きだけどあんまり本人に会いたいとまで思わないけど、一度アイコには会ってみたいというかお話してみたい。漫画家だと江口寿史。作家は、思いつかん。2016/02/09

山田太郎

20
ワールドスタンダード聞いた気もするけどいまいち印象薄いというか。水族館レーベル良かったなと思い出す。リアルフィッシュが好きだったなと。細野晴臣すごいなと、星野源もすごく影響受けてますので、皆さん聞かれたらいいのではないかと思った。台風が横通ってるせいか風が強いし、いきなり雨降ったりでいやな感じだなと思った。しかし、9連休暇だなと。明日休んだら1日だけ仕事にいこうかと休み明けたいへんになりそうだし。2020/08/10

阿部義彦

18
私の音楽の師匠とも言える細野晴臣さんの歴代のエンジニアの証言そして細野さん自身の解説付きで振り返るディスコグラフィー、こんな素敵な本を有難う。中学校の時にはっぴいえんどの「風街ろまん」「HOSONO HOUSE」と出会ったのが私の音楽遍歴の始まりだと言って良いと思います。そこからナイアガラファミリー、ライダーズ関係など当時のメインストリートからは一線を画すマニア街道をひた走り今に至ります。後悔はしないどころか誇りに思う。アナログで散々聴いた細野さんの、マスターピース、再びCDで所有したくなりました。2015/12/25

Tenouji

13
細野さんのアルバムを聞きながら、ゆっくり読む。アルバムに収まっている音の奥行きが見えてくる感じ。音を重ねて作っていく、という行為も、楽しそうだね。最近の、リボンマイク録音に興味が出てきた。2016/06/07

sonettch

9
「映画『源氏物語』は、とても学術的な仕事で、細野さんは時代背景も全部調べて「日本の音楽とは何か」と録音部屋の隣に籠って、ずっと考えているようでした。それを表現するために、日本以外の音楽も研究して、突き詰めていました。(中略)それである日、突然、韓国の伽耶琴(カヤグム)を弾き始めて、いきなりの録音開始でしたね。」(p.231)2016/04/15

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