内容説明
ママ友が、怖い!
一通のメールから悪夢が始まる
ママ友の逆襲が止まらない!
恐怖と共感のサスペンス
岸谷奈江と一人娘の真央は、入園を予定していた有名幼稚園へ見学に向かう。ところが、園長の元には一通の匿名メールが届いていた。奈江が属するママ友グループのいじめで家庭が崩壊したという告発だった。その後も、子どもたちの健やかな成長を呪うかのように、悪意に満ちた出来事が続く。追い詰められた奈江に待ち受けるのは救済か、破滅か。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アッシュ姉
82
ママ友小説は数多くあれど、過去最凶かもしれない。ラストはさておき、とても面白かった。ママ友付き合いに翻弄される主人公。常識や良識もあるけれど、自分本位なところもあり、意志が弱く流されやすい性格が格好のターゲットになったのか。次々襲いかかるモンスター毒母。イヤ汁どころじゃない陰湿で執拗な悪意の嵐。怖い怖い!無理無理!イヤイヤ!藤田香織さんの解説が良かった。バツイチ独身、子供もいないゆえにママ友小説は距離感を持って楽しめる。だが本書は背筋が凍る恐ろしさまで堪能できた。2021/02/15
M
66
確固たる自分を持つことって大事だなと感じた。子供は親のことよく見てるから。我が子人質ゆえ、対ママ友や学校では長いものに巻かれるのも、ある程度やむを得ず、葛藤や嫌な思いも避けられないのだけれど…。悪口はねぇ…言ってる場に居合わせたならきっとどこかで自分も言われているから、極力言わない聞かない流す…分かっちゃいても子供が絡むとままならないのよねぇ。主張し過ぎず、流され過ぎず、けれど関係性は保ちつつ…。受験の繰り上げのシーン、身の毛がよだった…悪母というより、人として非道。ママ付き合いの嫌な面の凝縮版。2020/07/24
JKD
47
小さな子を持つママ友LINEグループに参加している奈江は集団という塊になかなか切り込めず、会話も微妙に噛み合わないこともあり、ただ卑屈になり不安と不満だけが鬱積していく。やがて些細な発言が地雷となり、ぐちゃぐちゃドロドロ関係に発展。ママ友バトルに出てくる不快な責め言葉はリアル。恐るべしママ友コミュニティ。2019/06/16
坂城 弥生
45
ママ友間の陰湿さを混ぜたやり取りにうわぁ~…と思った。2022/02/12
吾亦紅
35
かつて○○ちゃんママと呼ばれたこともあるので、ここに出てくるママ達を、あの人この人と思い出したり、或いは自分だって危なかった、と冷や汗をかいたり。悪意があろうとなかろうと、悪い人じゃなかろうと、拗れるのがママ友界隈。主人公奈江は悪い人ではないけれど、あの依りかかってくる重さとうざったさ。リアルの一言。とても面白かった。2021/07/18




