テーマパーク化する地球

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テーマパーク化する地球

  • 著者名:東浩紀
  • 価格 ¥2,277(本体¥2,070)
  • ゲンロン(2019/06発売)
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内容説明

哲学し、対話し、経営する
悩める批評家の軌跡
ぼくたちは、
人間であり続けるために、
等価交換の外部を
いつも必要としている

批評家として、哲学者として、そして経営者として、独自の思索と実践を積み重ねてきた東浩紀。その震災以降の原稿から47のテクストを選び出し、「世界のテーマパーク化」「慰霊と記憶」「批評の役割」を軸に配列した評論集。世界がテーマパーク化する〈しかない〉時代に、人間が人間であることはいかにして可能か。平成に併走した批評家が投げかける、令和時代の新しい航海図。

目次

【目次】
1 テーマパーク化する地球
テーマパークと慰霊
テーマパーク化する地球
観光地化するチェルノブイリと革命の暴力
ニセコの複数の風景
イスラム国はなにを奪うか
ソ連と崇高

2 慰霊と記憶
原発と是非の壁
四年後の三月一一日
三里塚の怒り
「フクシマ」へのふたつの道
観光地化計画はなぜ失敗したのか
慰霊と脱政治化
埋没費用と公共性
代弁の論理と『苦海浄土』
鉄原と福島の余白に
イ・ブルの政治的身体
復興とSF
原発は倫理的存在か

3 批評とはなにかI
『動物化するポストモダン』のころ
情報と哲学
人文学と反復不可能性
霊と批評
批評家が書く哲学書
払う立場
虻としての哲学者
デッドレターとしての哲学
職業としての批評
批評とはなにか

4 誤配たち
「新日本国憲法ゲンロン草案」起草にあたって
憲法とやかんの論理
『一般意志2・0』再考
妄想\
イデオロギーからアーキテクチャへ
あまりにもリベラルな「トーキョー」のすがた
性は政治的に正しくありうるか
遅れてきたゼロ年代作家
『鳳仙花』のタイムスリップ
からっぽの引き出しに見ていたもの
小ささの時代に抗して
死を超える虚構の力
ウェルカムアートのユートピア
政治のなかの文学の場所
『虚航船団』の呪い
この小説こそが批評である
幸せな戦後の終わり
哲学者は自由でいい

5 批評とはなにかII
運営と制作の一致、あるいは等価交換の外部について

おわりに

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