文春新書<br> 政治を選ぶ力

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文春新書
政治を選ぶ力

  • ISBN:9784166612192

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内容説明

国民には政治家を選ぶ権利がある。では、政治家を選ぶ基準とは?
大阪府知事、大阪市長を歴任、政党「維新の会」の創設者として現場の政治経験を重ねた論客と、明快に平成政治を論じる気鋭の国際政治学者が、経済、税金、教育、外交、安全保障、社会保障など、「政治を評価するポイント」を具体的に提示。
国民のニーズを吸い上げる「マーケティング力」、政治課題を設定する「問題提起力」、さまざまな選択肢から最後に決められる「決定力」、政策実現のための「組織力」――。どういった指標をみれば、政治家の「実力」はわかるのか?
選挙の前に一読すれば、政治家、政党の真価がわかる!

主な論点

・「保守かリベラルか」の図式はもう役に立たない
・マーケティング政治のすすめ
・「国民投票」はなぜ間違えるのか
・消費増税か資産課税か
・官僚による「需給調整」こそ諸悪の根源
・外交・安全保障 日本の選択肢は限られている
・憲法9条改正の前にやるべきこと
・女性問題こそ現状打開の突破口

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

JUN

11
「動く政治」か「動かない政治」かの二者択一であれば、「動く政治」がいいなぁ。2022/10/21

しゅうこう

7
今のところ,こういう分野の情報源はニュースや新聞しかなかったので,一冊読んでかなりアップデートできた(ように思う).今まで政界についてがっつり学んできたわけではなかったので,自分にとって少しハードルが高い本かな...と思っていたが,二人の話がまぁ分かりやすい.外交や経済も含めて,新しい知見をもっとインプットしたいと思えるいいきっかけになった.それにしても,第三者の立場でこのノーガードの殴り合いのような対話を追うのはある種痛快でもある.橋本さんとこんな対等かつロジカルに論じあえる三浦さんはやっぱりすごいな.2020/01/09

K

7
実際に行政の首長として組織を動かしてきた橋下さんの意見は貴重な示唆に富んだものであり、そこに三浦さんの国際的な見識を合わさって、とても分かりやすく読み易く解説されている。有権者が正しく評価し判断できる「政策の軸を定める」ことの重要さを示している。2019/06/25

ランラン

6
ポピュリズムになりがちと言われますが、政治を選ぶ基準は確かに政策ではなくて人で選ぶ傾向にありました。すなわち政策をよく聞いていなかったまたは関心がなかったのかもしれません。今自民党の政策はリベラル的なところもあり大きな翼を広げた状況です。そのため野党との違いが分かりにくくなっている。政策評価をきちんと数字で評価するというのは良い方法かもしれません。2019/08/12

Lesta01

5
この本… 読むのにかなり時間が掛かった。 ・ その中で… 【 暴走する政治を、内戦もなく簡単に止めることができるのが選挙 】 ・ 「本書で私たちが提言したいことは、小さなことに次々と感情的に反応したり、自信回復を求めてさまよう無限ループから脱することです。」と、三浦さんは言う。 だからこそ、政治を選ぶ力が必要なんだなと思った。 選ぶ力をつけないと…2020/03/19

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