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内容説明
忙しい毎日の生活のなかで、時間を短縮することに、つい夢中になっていませんか? 雲のかたちやからりと乾いた洗濯もの、おいしくできた料理など、ごくごくあたりまえのような気がしていることをシアワセと感じられる心をもつほうが、かえって時間とうまくつきあえるのかもしれません。うまく、というのは相手を要領よくあしらうという意味ではありません。時間に、人生のたのしみをおそわる、という考えかたです。本書は、「朝の時間――ざぶんと、さくさく」「昼の時間――バランスとって、おっとっと」「おとなの時間――まるめて、のばして、ふくらんで」「夜の時間――じっくりと、たっぷりと」など、日常のなかにおもしろみをみつけることが得意な著者が綴った、時にまつわるエッセイ集。要領なんかとは一切かかわりのない、一歩一歩の過程をたのしむその姿に、きっとこころがほぐれるはず。効率重視の毎日から、あなたを開放してくれる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シブ吉
61
時間。それは、誰にでも平等にあるもの。なのに、何故、時間に余裕が有る(様に見える)人と、無い(様に見える)人が居るのだろうか?余裕が無くてバタバタしていた私は、ひょんな事からこの本を手にし、めくった。「時間を風呂敷に置き換えてみましょう。予定をたくさん包もうとすると、その風呂敷は、端から縮みあがってゆきます。」「時間を、親しい友だちのように思って、礼儀正しくつきあっていると、あちらさんも懐をひらいてくれます。。。」ストンと胸に入り込んできた言葉の数々。この本は、きっと何度も読み返す気がしております。2013/08/12
かおりんご
17
エッセイ。早寝早起きは厳しいけれど、心に余裕をもって暮らしたい。ゆとりを生み出す工夫を参考にしてみます。2020/12/27
まゆっち
15
図書館立ち読み。時間がないのに、ついウトウト寝てしまう私に 背中を押してくれるような内容でした。身のある早寝早起きしたいなぁ…2016/06/18
喪中の雨巫女。
7
《私-図書館》私も、今50代だが、この本のように、ゆとりがない。作る努力をするゆとりさえ、ない。2019/10/01
りーこ
6
お気に入りさんの感想を読んで購入。時間は一人一人平等にあるのに何故か上手く使えず、毎日淡々と過ごし過ぎ去っている。この本は時間短縮ではなく、時間とうまく付き合っていく中で幸せや喜びを見つけていく。私も作者さんみたいな生活がしたいと思った。2015/06/08
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