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内容説明
ミリオンセラー『生き方』待望の続編が、15年の時を経て刊行!
すべては“心”に始まり、“心”に終わる。
京セラとKDDIという2つの世界的大企業を立ち上げ、
JAL(日本航空)を“奇跡の再生”へと導いた、当代随一の経営者がたどりついた、究極の地平とは?
これまで歩んできた80余年の人生を振り返り、
また半世紀を超える経営者としての経験を通じて、著者がいま伝えたいメッセージ――それは、「心がすべてを決めている」ということ。
人生で起こってくるあらゆる出来事は自らの心が引き寄せたものであり、すべては心が描いたものの反映である。
それを著者は、この世を動かす絶対法則だという。
だから、どんな心で生きるか、心に何を抱くかが、人生を大きく変えていく。
それは人生に幸せをもたらす鍵であるとともに、物事を成功へと導く極意でもあるという。
つねに経営の第一線を歩きつづけた著者が、心のありようと、人としてのあるべき姿を語り尽くした決定版。
よりよい生き方を希求するすべての人たちに送る、「稲盛哲学」の到達点。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
183
京セラの創始者稲盛さんが綴る「心」とは。前に読んだ『生き方』よりは少し入り込みやすかったかなと。人はどんなトキであれ、いかに自分のココロをしっかりとブレるコトなく、定めておく必要があるのかなと。自分のやるコト、思うコトにしっかりとした信念を持ち、信じ続けるコトが今さらながら、改めて重要だと認識できます。どんなトキも決して前向きなキモチを忘れるコトなく、幾多の苦難にも逃げるコトなく、真っ正面から向かい合い、ぶつかっていった作者さんの姿勢にひたすら敬服するばかり。リーダーとはどうあるべきか、胸に残りました。2020/04/27
mint☆
96
「人生でおこってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたもの」プロローグからガツンとやられました。心を高める、利他の心で生きる。同じ条件なのに成功する人としない人。ビジネス本とも言えるし自己啓発本とも言える。「生まれたばかりの魂も美しいとはかぎらない」だからこそ人生を通して魂を磨く努力を怠ってはならない。感謝の気持ちを忘れずに。もう少し若い時に読みたかったな。2019/09/10
rigmarole
94
印象度B+。稲盛氏の鞭撻に打たれました。何をぶらぶらしているのだ、もっと自分の力を生かして世のため人のために働け、と叱咤激励されているようです。利他の心、具体的なビジョン、強い願望、不撓不屈の強靭な精神、正しいと信じることを貫徹すること、妥協しないこと。『生き方』からの一貫した主張です。私は、目標に向かっての行動に伴う艱難辛苦を受け入れ堪えることができるのでしょうか。あるいは、一途に猛進していたら苦しいと思う暇もないのか? とにかく本書を今この時に読んだのは、最近の自分を振り返るのにいい機会になりました。2019/10/25
molysk
83
心がすべてを決めている。人生のすべては、自らの心が引き寄せたものである。いかに生きるか、とは、いかなる心をもつか、ということだ。もっとも崇高で美しい心は、他者を思いやる「利他」の心である。困難に負けない強い熱意もまた、利他の思いから生まれる。利他の思いは、心の奥深い、もっとも純粋で美しい領域から生じる。人生の目的とは、まず心を高めること、いいかえれば魂を磨くこと。もう一つは、人のため、世のために尽くすこと。すなわち「利他の心」で生きることだ。半世紀を超える経営者としての歩みを振り返り、筆者が伝えたい思い。2022/09/24
速読おやじ
82
稲盛さんの本を読むと自分の未熟さを実感する。利他の心を持つこと。心の持ちようが善も悪も引き寄せる。その心を磨くことが人生の目的だ。感謝の気持ちと謙虚さ。欲を減らす。成功の秘訣は諦めないことという、諦めなければ失敗は発生しない。高い目標を実現するためにら思いを一つすること、これは経営に重要なことだ。人間としての正しさを経営の原点におき、損得ではなく人として正しいかどうかで判断する。リーダーにふさわしいかは心根できまる。人格を高めなければ人の心は動かせない。 いやあ、、、ハードル高い。でも目指したい。2019/07/25